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カテゴリ:徘徊日記 灘区・東灘区あたり
「敏馬神社ってなんて読むの?」徘徊2022年3月5日灘区 岩屋あたり
今日は二人徘徊です。久しぶりにイカナゴを炊いたので、この近所に住んでいるヤサイクンの家におすそ分けしようとチッチキ夫人とやってきました。 JRの摩耶駅から、少し南に下って阪神電車沿いに歩きました。 夕日に向かって走る阪神電車です。 上り電車も通り過ぎて、踏切を渡るとヤサイクンのお家はすぐそこです。お土産を渡して、岩屋中町あたりをウロウロ歩いていると神社がありました。 石碑に「式内社 敏馬神社」と書いてあります。さて、なんと読むのでしょう。 石碑があったのは西側の脇道でした。そこから境内に入ってみると、あちらこちらに立て札があります。チッチキ夫人は、木製の立て札に引き寄せられていきますが、我関せずのシマクマ君は狛犬さんに引き寄せられていきます。 こちらが「阿」さんです。 で、こちらが「吽」さんです。なかなか渋いですね。本殿はこんな感じです。 戦災で焼失したらしくて、社殿は新しいのですが、ガラガラの鈴もちゃんとついています。小じんまりしていて好感が持てます(笑)と調子に乗っているとチッチキ夫人が声をかけてきました。
こちらがチッチキ夫人が読んでいた立て札です。読みでがありそうですが、シマクマ君は素通り。隣にもこんな立て札がたくさんありました。 これは藤原定家の歌のようですが、「見ぬ目」が「敏馬」と掛けられているのでしょうね。で、やっぱり、「敏馬」ってなに、なわけです。帰ってウキとか調べると出てました。 「敏馬」=「美奴売・三犬女」=「弥都波能売神(ミヅハノメ)」というわけで、女性の水神さんの名前らしいのです。 で、この神社には、実際に三犬女(みぬめ)清水と呼ばれる井戸があって、それが有名なんだそうですが、震災で水が枯れたそうです。 もっとも、今回のうかつコンビはその井戸にも気づかないままで、本殿にお参りして帰ってきてしまったわけで、ホント、しようがないですね。 国道2号線のほうから見ると石段になっています。石段のわきに梅が咲いていました。 上から見るとこんな感じです。 で、帰ってきて調べてわかったことがもう一つあります。この神社の南には国道2号線だと思いますが、結構広い道路でがあります。で、ここは「花嫁通行禁止」らしいのです。なんかわけのわからないことをいってますが、この神社は、上でも言いましたが「水」に縁のある女神さんなわけで、「嫉妬」パワー=「縁切り」パワーがご利益なんだそうです。 今、ふと、思いました。あの時シマクマ君が、さっさと石段を下りて、梅の木などに気を取られている間、本殿でまじめに礼拝していたチッチキ夫人はなにを願っていたのでしょうね・・・(笑)。 それにしても、面白い縁起の神社ですね。また行って、今度は井戸を覗いて来ようと思いました。じゃあ、今回はこれで。 ボタン押してね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.03.16 00:07:53
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