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カテゴリ:週刊マンガ便「コミック」
山口つばさ「ブルーピリオド 2」(講談社) 山口つばさの「ブルーピリオド」(講談社AFTENOON KC)第2巻です。
はまってます!(笑) 主人公のやっくんこと矢口八虎くんの東京藝大志望は、どうも本気のようです。高校2年生で美術部に入った彼の周りには新しいお友達が登場します。カヴァーの中の中表紙に4コマで紹介されています。 こちらはフィギュアが好きな海野さんと顧問の佐伯先生です。 こちらは、本書の後半で通い始めた予備校で出会った天才少年高橋世田介君と超絶技巧の少女桑名マキちゃんです。 読んでいるシマクマ君は68歳の元高校教員ですが、最初は抵抗のあった絵柄にも慣れて、美術部の顧問をなさっている佐伯先生に惹かれ始めています。 この方です。 「・・・なるほど受験絵画ですか」 前のページで、こんな会話から二人の話は始まっています。で、このページの会話です。 「受験である以上は傾向と対策ってあるじゃないですか。でも絵でしょ?絵なんて人によって評価が変わるモンですよね?」 デッサンを始めて半年もたたない矢口八虎君の「受験絵画」に対する悩みは、いくらなんでもちょっとフルスピードな感じがするのです。あくまでも素人考えですが、「絵画」という表象芸術の本質論というか、表現のオリジナリティとか固有性というかに触れているわけですからねえ。 新たなる多士済々との出会い! が始まりました。紹介したいユニークな登場人物がやたら登場しますが、それはまた次巻でということで(笑)。3巻以降の案内もよろしくね。ああ、1巻の案内はこちらをクリックしてみてください。じゃあ、バイバイ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.08.11 09:55:27
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