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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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2022.04.21
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クシシュトフ・キエシロフスキー「デカローグ1(ある運命に関する物語)」元町映画館​​​​​​ ポーランド​キエシロフスキー監督​のテレビシリーズ「デカローグ」​1​​「ある運命に関する物語」​を見ました。
 ​その1​から​その10​まであるシリーズの半分くらい見終えたところで見ました。これを最初に見ていたら、次を見る元気が出たかどうか(笑)。
​​​ああ、こういうのもあるのか?​​​
 まあ、そういう感じでした。​​​​​​
​ 上のチラシの解説の写真が主人公の親子です。​お父さんククシュトフ(ヘンリク・バラノウスキ)​が無神論者というのがストーリーの支えになっていて、コンピュータと神の対決というか、コンピューターに降臨した神とお父さんの対決というか、そういう筋立てでした。​
​​​​​​​ で、お父さんの教えを受けてコンピュータをいじることが大好きな息子の​パヴェウ君(ヴォイチェフ・クラタ)​は、2022年の眼から見てもちょっと天才的で、何よりもかわいらしい。そのかわいらしい少年の​「運命」​をめぐって、父親伯母であるイレーナマヤ・コモロウスカ)の視線を組み合わせることによって描いているところは、実に見ごたえがあるのですが、如何せん、少年の運命のショックから、シマクマ君は立ち直れない気分で見終えました。​​​​​​​
​ 映画は巨大な団地があり、団地のはずれの水辺の雪の中で火を焚いている浮浪者(?)の青年がいて、団地で起こることを、寒さに耐えながら見ているシーンから始まります。​
​​​​​​ この​「デカローグ1」​だけを見ても、この青年のシーンが、どうもこのシリーズの根っこにあることには気づけなかったと思いますが、何本か見ていると、この青年をチラホラ見かけるわけで、
​​​「これはなにかありますね」​​
​ ​シマクマ君にも気づけます。
「世界」のはずれに青年がいて、その青年ともどもカメラが「世界」を映しとり、その映像を見ているシマクマ君がいる
​ そういう、世界から、二重にはみ出した構造をどう考えればいいのか。まあ、ゆっくり考えること、あるいは、このシリーズ全体で考えることでしょうね。​​​​​​
​​ もう一つ​​
​​「あれっ?」
​ ​って思ったのは​イレーネ​が街頭のテレビに映っている​パヴェウ君​が元気に遊んでいる画面を見て涙を流すシーンが冒頭にあります。
​「このシーン、どこかで見たことがあるな」​
​ そんな気がしました。女性が何かを見ているだけで、涙だけがながれるシーンで、とても印象的でした。​​
​ まあ、この映画では、そこから父と少年の運命の数日間を振り返っていくという、映画の時間の提示だったようなのですが、過ぎていく時間を引き留めるかのようなイレーネの表情は記憶に残りそうです。​
​​ かわいらしいパヴェウ君(ヴォイチェフ・クラタ)と何気なく登場するイ―レナ(マヤ・コモロウスカ)​拍手!​でした。​​
 いろいろ考えさせてくれる映画です。やっぱり、最後まで完走したいと思います。
監督 クシシュトフ・キエシロフスキー
製作 リシャルト・フルコフスキ
脚本 クシシュトフ・キエシロフスキー  クシシュトフ・ピエシェビッチ
撮影 ビエスワフ・ズドルト
美術 ハリナ・ドブロボルスカ
編集 エバ・スマル
音楽 ズビグニエフ・プレイスネル
キャスト
ヘンリク・バラノウスキ(ククシュトフ父)
ヴォイチェフ・クラタ(パヴェウ少年)
マヤ・コモロウスカ(イレーナ伯母)
1988年・56分・ポーランド
原題「Dekalog 1 」「Dekalog, jeden」
2022・04・18-no56・元町映画館no117

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最終更新日  2024.09.17 11:10:45
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