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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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2022.05.20
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​​​​​クシシュトフ・キエシロフスキー「デカローグ2(ある選択に関する物語)」元町映画館​​

​​ 巨大なアパートの部屋のベランダに温室を作り、そこでサボテンのような植物を育てている、独り暮らしらしい老人(アレクサンデル・バルディーニ)の生活が映し出されます。彼が外に出るために階段を下りていくと、踊り場の窓から外を見ながらタバコを吸っている美しい女性が佇んでいます。​​
​​​ そんなシーンから映画は始まりました。女性は同じ棟の10階に住んでいて、名前はドロタ(クリスティナ・ヤンダ)でした。彼女の夫は重病で入院中であり、危篤状態に陥っているのですが、踊り場で彼女のそばを通りかかる老人はその病院で夫アンドレの主治医でした。​​​
​​ ドロタは主治医との面会のチャンスを作るために、アパートの階段の踊り場で、まあ、待ち伏せしていたわけですが、面会を許可された彼女が老医師に相談したことがびっくり仰天でした。​​
​彼女は医師に向かって、「自分が夫を愛していることは間違いないのだけれど、別の男の子どもを身ごもっている。もし夫が死ぬなら子どもを産み、生き延びるなら堕胎したい」という相談を持ちかけたのでした。​
 このシリーズには、テレビドラマだからでしょうかね、時々、こういう、まあ、ちょっとあり得ない条件設定のパターンがありますが、思考実験としては「まあ、いいか」という感じで、あまり気にはなりません。
​ で、顛末はどうなるのか、ということですが、結果的には、映画の主役は医者の方でしたね。​
​ 要するに「選択」をしたのは医者で、最初、返答を渋っていた彼はアンドレの容態の悪化の中で、ついに、堕胎を禁じますね。ただ、この映画の面白いところは、それは夫の命が風前の灯火だからの忠告だったのか、命の尊厳に対する忠告だったのか、全くわからない結末になっているのですが、どういう結末か予想できますか?​
 ぼくは、ポカンとしてしまいましたが、そこはご覧になってお確かめください。
​​ ウーン、やっぱりキエシロフスキー監督拍手!ですね。ついでに、渋いお医者さんアレクサンデル・バルディーニにも拍手!
 やっぱりこの映画は、コメディとしてみるべきなんでしょうかね。そのあたりは確信がお持てない結末でした(笑)​​


監督 クシシュトフ・キエシロフスキー
製作 リシャルト・フルコフスキ
脚本 クシシュトフ・キエシロフスキー  クシシュトフ・ピエシェビッチ
撮影 ズビグニエフ・プレイスネル
美術 ハリナ・ドブロボルスカ
編集 エバ・スマル
音楽 ズビグニエフ・プレイスネル
キャスト
クリスティナ・ヤンダ(ドロタ 妊娠している女性)
アレクサンデル・バルディーニ(老医師)

1988年・59分・ポーランド
原題「Dekalog 2」「 Dekalog, dwa」
2022・04・20・no59・元町映画館no122

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最終更新日  2023.06.30 21:39:05
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