「京都駅」徘徊日記 2023年1月30日(月)京都あたり 今日はJRに乗って京都駅にやってきました。電車を降りたプラットホームには親近感がありました。50年前に、山陰線に乗ってやってきた駅ですが、山陰線のホームは外れの方にあります。 中央出口で待ち合わせをしているのですが、少し早いので外に出てみてびっくり仰天でした。文字通り「仰天!」しました。
京都駅の改装工事は、もう20年以上昔のことですから、新しくなって初めてきたわけではありません。駅の構内近くにある四季劇場でお芝居を観たこともあります。
にもかかわらず、正直、ビックリ仰天でした。
約束通りやって来た知人にそのことをいうと、なにボケたことをいっているのだという不思議そうな顔で見つめられました。知人というのは父方の従兄弟ですが、これもまた不思議なことに、まあ、そんなことはあるはずがないのですが、子供の時と同じ顔をしていました。
「駅の上のレストランで、ランチを予約しているけど、かまわんやろ?」
「駅の上?」
「うん、11階。」
というわけで、11階からの眺めを堪能しました。最初の写真は、うっすら雪化粧の北山ですが、こちらは比叡山です。
京都タワーができたのは1964年で、東京オリンピックの年ですが、ぼくにはその年にこのタワーの上まで登った記憶があります。同じ年の同じ時期に新幹線に初めて乗って、東京タワーにも上りました。そのころ、いろいろ悪口を言われていたのを覚えていますが、50年たって、こうして京都駅の11階から北を眺めて写真を撮っていると、このタワーを外せない気分になるのですから不思議です。 数年ぶりで会った従弟とは、昼食をとりながら、田舎の話なんかをしました。故郷の捨て方のについての意見交換です。兄妹だった、それぞれの親もいなくなって、親戚づきあいも、もう終わりですが、「睦たちが生きている間、まあ、もう少しなんでしょうが、年に一度くらいは会いましょう。」とライン交換して別れました。65を超えた爺二人がライン交換する時代なのですね(笑)。
ほんとうは、御所あたりまで歩いてみようかとも思ったのですが、まあ、すぐそこにある東本願寺には、と思って歩き始めましたが、それは、続きということですね。
お天気のいい冬の京都でした。
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