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カテゴリ:徘徊日記 灘区・東灘区あたり
「( ̄∇ ̄;)ハッハッハ、校舎の中まで入っちゃった!」
徘徊日記 2023年4月18日(火)神大文学部あたり 早逝してしまった同級生をしのぶ会の流れです。 「大学行ってみよか?」 六甲台の正門前でタクシーを降りてからヒョコヒョコ歩いて六甲ハイツまで下りてきて、門から覗くと知らないビルがデーン、デーンと立っていて、ちょっと気後れしましたが、そのビルの向こうにありました。 文学部の懐かしい校舎です。 40年ぶりのOB・OGたちは玄関前で記念写真を撮ったりして、おおはしゃぎです。まあ、ボクもその一人なのですが、写真を撮ってもらいながら前に見えるのが駐車場の車回しの二本の木立でした。 背景に映っているビルには見覚えはありませんが、二本の立ち木(名前はわからない)は、あのころの姿のまま(そんなわけはない)変わらず立っていました。 ほんま、切り倒されんと、よう、立っとった! まあ、頭をなでてあげたい気分ですが、周りには満開の躑躅の生垣もあります。農学部の前です。 で、何の遠慮もなく校舎に入って、学科の読書室とか、資料室とか、教室とか、ウロウロしていると、ここの所あこがれている(?)芸術学の先生がドアを開けたまま講義をなさっていたりして、思わず写真を撮りそうでしたが、さすがに自重して、裏庭です。 学生のころ裏庭なんて入ったこともなかったのですが、コブシの花が満開で、ベンチがありました。 で、その向こうです。小さな図書館と小さな生協食堂があったあたりに大きな図書館が建っていました。 図書館前の藤棚は健在で、満開でした。 図書館の前から南に出ると、百年記念館というのでしょうか、立派なホールが建っていました。 で、そのビルというか、建物の真ん中が吹き抜けになっていて、六甲道から御影あたりの街と海が見えます。ぽつんと立っている高層ビルが阪神御影の駅前あたりです。 昔は、一面、神戸製鋼の製鉄所で、一日中、煙突(?)から火が吹いているようすが見えました。昼は煙しか見えないのですが、夜になると火が見えて、一晩中アカルイ町でした。 百年記念館とかの南に、瀟洒な民家ふうの建物がありました。山口誓子記念館というと思いますが、俳人の山口誓子が住んでいた家を移築して保存しているようです。 海に出て木枯帰るところなし 山口誓子 まあ、高校の教科書にも載っている、こんな句の人ですが、三高・東大の人だったと思いますが、なんで神戸大学に記念館があるのかは知りません。 というわけで、無事、下山です。まあ、あのころは、毎日登山だったのですね。また会う日があればいいね 素直に、そう思う一日でした。で、最後にもう一句どうぞ。 春水と 行くを止むれば 流れ去る 山口誓子じゃあ、またね。 ボタン押してね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.05.19 13:05:27
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