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カテゴリ:週刊マンガ便「コミック」
ドリヤス工場「文豪春秋」(文藝春秋社) ネット上だったと思いますが「文豪春秋」という題名を見て笑いました。もっとも、このダジャレはおじゃマンガのいしいひさいちが一度やっていたような記憶もありますから、まあ、ありがちではあるのですが、笑ったついでに購入して読みました。我ながら律儀なものですね(笑)。
絵は、水木しげるふうで、なんとなく素人臭いですが、悪くはありません。内容は、昔「トリビアの泉」とかいうテレビ番組がありましたが、30人の「文豪」の「トリビア」を、老舗の出版社の壁に飾ってある菊池寛の肖像が女性編集者に語るという趣向ですね。 「トリビア」のネタは、 知ってるような、知らないような、知っていたからどうってことがあるわけではない話 です。まあ、トリビアですからね(笑)。で、とりあえず目次はこんな感じです。 目次 「文豪」一人につき、一話、5ページです。文春が出している文芸雑誌の「文学界」に連載されたマンガの単行本化だそうです。ああ、それから作者はドリヤス工場とおっしゃるんだそうです。意味わかりません(笑)。 第1話が太宰の芥川賞切望噺です。 焦っているのが太宰治です。似ていません。まあ、あんまり似ているとマンガになりませんからこれでいいのです。隣のページは菊池寛の銅像(肖像の場合もあります)と女性編集者の出会いです。 次のページは字だらけです。あまりのことに辟易でしたが、しばらくすると慣れます(笑)いろいろ書かれているのは、ボクらの世代の文学オタクならだれでも知っている程度の話ですが、一般にはトリビアなのでしょうね。もっとも、 「知っていることが書かれていて嬉しい!」 ということもありますから、そういうタイプにも受けるかもしれません。 何で、そんなこと菊池寛が知ってんねん(笑) ですね。お好きな方は、ネットを探せば立ち読みできるそうですよ。ヒマつぶしにどうぞ(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.03.06 00:15:29
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