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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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2024.02.06
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​倉多江美「お父さんは急がない」(小学館)
 古いマンガです。ピーチ姫の棚に並んでいたので手に取ってみるとやめられません。倉多江美さん「お父さんは急がない」(正・続)二冊です。
 今回の案内正編ですが、手元にあるのは正編2000年続編2003年初版です。「プチフラワー」という月刊誌に連載されていたようです。
 なにが面白いといわれても困ります。しなければならないことがほぼなくなったヒマな老人が読むのに、絵柄の大人しさとか、ただの日常のお話の、まあ、何も起こらなさとか、ともかく
​​テンポがちょうどいいのです(笑)​​
​ 相羽さんというご家族の話で、お父さん日本棋院のプロ棋士お母さんパートお嬢さんがいらっしゃって佐江子さん、私立の女子高の3年生息子さん卓(たかし)君小学校六年生ですね。
 ここで案内しようと思って、お父さんお母さんお名前をさがし直しましたが、どこにも見つけられませんでした。そんな感じではないのですが、高3佐江子さんが主人公なのでしょうかね。まあ、一応は少女マンガのということで描かれているわけですからそうかもしれませんが、少なくとも語り手彼女のようです。
​ 適当に引用してみますね。​
 まあ、こんな感じです。夜は、町内にの商店街の福引で当たったホテル料理を食べに行くという、一家の朝食の場面ですが、前のページからセリフを拾うとこうなります。
​​​​​​​「美味しいものを食べに行くんだから今日はおなかを空かせておかないと」
「わたしもご飯いらない 太る」
「久しぶりよねホテルで食事なんてお父さんの稼ぎじゃむりだもんね」
「お前はすぐそういうイヤ味を言う」
  父の職業はプロ棋士
  ​​つまり碁打ちである​​
「あらイヤ味じゃなくて事実じゃない せめて五段になってくれたら対局料もちがってくるのに ネ~」 
  四段で止まったまんまよ
​  勝負師のくせにピリッとしないの​
「じゃあ これふりかける」
「アハハいいかも」
「・・・・ごちそうさま」
「あら卓もういいの」
「うん」
「行ってきまーす」
  弟の卓は六年生になってやはりプロ棋士志望である
「お金持った」
「うん」
  土日は院生の対局日だ
「終わったら地下鉄のところでまちあわせだから わかった」
「うん」
  卓は勝手に日本棋院の院生採用試験を受け合格した
  母は卓が弁護士か医者になってくれることを夢見てた
「気を付けて」
「ああ~勉強のできる子だったのに」
わたしはというと二流の短大の付属の女子高に通いとうとう三年生にまってしまった
「漠然とした不安​​​​​​​
​​​​​ ​​​​まあ、こんな感じです。シマクマ君の唯一の趣味が、かつては囲碁だったこともあって、ときどき出てくる囲碁用語対局場面の描写が気にならないというか、むしろ、好きなことも読み続けらる理由かもしれません。作者の倉多さんは、別に囲碁に詳しいわけではないらしいのですが、最後にお描きになったのが碁打ちの家族漫画というのも、すこしふしぎです。でも、違和感は全くありません。で、出来事といって、別に何にか起こるわけではありません。食事をしたり、墓参りに行ったり、ああ、それから囲碁の対局のシーンがあったりするだけです。イヤ、ホント、なにも起こりません。​​​​​​​​
 初めて読むマンガ家ではありませんが、しかし、この、倉多江美さん、なにがどうといえるわけではありませんがなかなかやりますね。
 調べてみると、1950年生まれ、ただ今、73歳で、ご存命のようです。ただ、マンガの創作はこの作品が最後のようです。事情はわかりませんが、
​​ザンネン!​​
 ​ですね。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
 ​​「続 お父さんは急がない」​​の感想はこちらの題名をクリックしてみてくださいね。


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最終更新日  2024.02.17 10:37:11
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