石塚真一「Blue Giant Momentum 1」(小学館) 2024年、4月、トラキチクンのマンガ便に入っていました。石塚真一「BLUE GIANT MOMENTUM 1」(小学館)です。
今や、映画にもなって、メジャーの道を歩き始めている「ブルージャイアント」ですが、ニューヨーク篇の始まりです。
アメリカを1周して、いろんな出会い、いろんな経験をしてきた宮本大君ですが、いよいよ、ニューヨークです。「ダイ・ミヤモト・モメンタム」、それが、ジャズの聖地ニューヨークに挑戦するバンドの名前です。
このニューヨーク篇が何巻まで続くのかわかりませんが、始まりの第1巻で、一番心に残ったいいシーンはこのシーンでした。 「ダイ・ミヤモト・モメンタム」が、ニューヨークで最初に演奏したのは「セーラー・キャット」というクラブです。客は、音楽なんて聴いていません。ビリヤードやカードゲーム、プロスポーツのテレビ中継に盛り上がってお酒をのんでいる、ライブステージで演奏するミュージシャンにとって最低ランク、最悪のお店です。ギャラも、客の間に回されるチップバケツに投げ込まれる小銭だけです。それが、はじめの1歩 !
の舞台でした。
で、今、ダイたちの演奏の音の大きさにいら立った客の一人が、まわってきた、そのチップバケツをひっくり返したシーンです、
ピアノのアントニオが、その客の態度に激高しかけたのを制止したが宮本大クンです。で、その時の一言と表情が素晴らしい。「Play! 弾け!」
モメンタム、Momentum、高校時代の物理の時間にモーメントという用語がありましたが、運動量とかいう意味でしたっけ?あれの類語ですね。ここでの使われ方は躍動
くらいでいいのでしょうか。「ブルージャイアント・モメンタム」、おもしろくなりそうですね(笑)。
追記
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