「ここは羅城門跡!」
徘徊日記 2024年7月7日(日) 京都駅あたり
実は、2024年の7月7日の日曜日の今日、京都駅のレストランで50年来の友達と会うということになって、「そうだ、あそこに寄ってみよう!」
と思いついた目的地は、東寺の五重塔とか伏見稲荷の御旅所ではなくて、ここでした。
そうです、芥川龍之介が「羅生門」という小説で舞台にした、正式には平安京の南の大門、羅城門の跡地です。
あまりの暑さにスマホが発熱して写真はほとんどありません(笑)。何はともあれ、公園の隅にあったベンチに座って一服です。さっき買った清涼飲料水のペットボトルも、もう、ぬるくなっていました(笑)。
何の変哲もない小さな公園に羅城門遺跡という石碑が建っているだけです。まあ、その石碑が確認できただけのことなのです。
誰もいないと思っていたのですが、相客がいらっしゃいました。立派な一眼レフカメラで石碑や周辺を撮っていらっしゃって、日よけの帽子を目深にかぶった風情はプロのカメラマンです。男性だとばかり思って、ボンヤリ眺めていると、帽子をとって笑顔でご挨拶していただきました。「京都は、やはり、暑いですね。」
「はい、えっ、どちらから?ああ、ボクは神戸です。」
「東京です。」
笑顔の主は女性でした。東京で小学校の教員をなさっていたらしいのですが、退職なさって、今日は地図を片手に西寺跡地とか、羅城門跡とか、あんまり人が集まらない京都を巡っていらっしゃるようでした。
もう、お顔もイメージしか浮かんできませんが、文字通り、一期一会でしたね。こういう、ホッとする出会いもあるのです。暑くて、我ながらなにしてるんだ!
の徘徊だったのですが、来てよかったですね。
もと、小学校のセンセーとお別れして、来た道を引き返して東寺のお堀まで帰ってきました。オヤ? お堀の向うに何かいますね。
サギですね。まあ、京都ですからね、やっぱり五位鷺でしょうかね(笑)。ちょっとピンボケですがアップしてみますね。 あんまり、人相の、いや、鳥相かな、のよくない鳥ですね。
お堀の、今度は東の端から、もう一度、五重塔を見上げてパチリです。西日が強く射していて逆光です。
で、九条通りを近鉄の東寺駅まで東に歩いて、一駅ですが、近鉄に乗るのも久しぶりでした。無事、京都駅に帰り着きました。 伊勢丹ビルとかの9階だかにある、おばんざいのお店です。
ここでも、東京からやってきた懐かしい友達が「なんや、シマクマくん、ウロウロしてたんかいな?ボクは奈良の友だちんとこやってん。」
と、50年前と同じ大阪弁の笑顔で迎えてくれました。窓から見えるのはこの風景でした。
ここからは、言わずもがなの・・・・、みんな元気でした。旧友再会!
いいものですね(笑)
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追記
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