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おかしくも哀しく、哀しくもおかしい話。
堤幸彦監督とは、笑いのツボが合います。 不幸だった主人公が「幸、不幸はもういい、どちらでも、人生には価値がある」と悟るに至るには、愛するだけでも愛されるだけでも不十分で、 どちらも満ち足りたからこそ、それまでの自分のすべてを肯定する気持ちになれたんじゃないかなと思った。 100組のカップルがいたら100通りの形がある。 それぞれ、ともに重ねてきた時や心のやりとりの歴史があって、決して他人にはわからないものがある。 金子みすずの詩のように、 「みんなちがって、みんないい」 といったところかな・・・ 不幸のあとに、小さな幸せがあって、またがんばろうかな、と思う。 小さい幸せのほうが、大きく感じるのはなぜだろう??? 嵐のあとには、必ず小春日和がくる。 人生はそのくりかえし。 幸も不幸も、この世に生を受けて自分が得たものとして、すべていとおしく感じられるようになれればよいのだが。 そうなれるのは、もっとずうっと先かもしれないなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/10/28 11:59:22 PM
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