「日光田母沢(たもざわ)御用邸記念公園」その1
県内の日光と言えば、まずは東照宮をシンボルとした二社一寺です。日本の建築美をさらに追求したい方には、この「日光田母沢御用邸記念公園」をお勧めします。大正天皇が避暑地として利用していた御用邸が日光市内にあるのです。元の御車寄と呼ばれる所から中を見学することが出来ます。公開エリア入り口です。入ってすぐの所から、中庭を見ました。撮影は11月5日でした。建物周辺の紅葉も見頃でした。受付部分を見たところです。明治期に建設された御用邸で、本邸が残っているのはここだけ。ここまで内部の公開がされている建物はないそうです。ガイドの方に説明を聞くことも出来ます。中核となった建物は、紀州徳川家中屋敷の中心部分です(1872年に皇室に献上され赤坂離宮となりました)1898年(明治32年)に日光出身の銀行家小林年保が田母沢に所有していた別邸に、大正天皇のご静養のために造営されました。「食堂」部分です。当時の上流階級の生活様式をかいま見ることが出来ます。「御玉突所」です。1947年(昭和22年)に廃止されるまでの間、三代にわたる天皇・皇太子がご利用になりました。江戸から大正の建築技術の粋を集めた壮大な建築物と、庭園は見応えがあります。所在地栃木県日光市本町8-27日光山の麓にあり、西参道から徒歩10分。バスでは「西参道(東照宮前)」より1つ目の「田母沢」が最寄りとなる。敷地面積御用邸時代 107,000平方メートル(32,000坪)現在 39,390平方メートル(11,900坪)また、続きは明日。