新しい仕事とライフスタイルのための合言葉
いつもより1ヶ月半遅れのみそづくり。朝、蔵から杵(きね)、臼(うす)や簡易タイプのかまどを出します。かまどで火を焚き、沸騰した釜の熱湯でまずは杵、臼、そして甕(かめ)の殺菌消毒。みそづくりの失敗で多いのは「雑菌と塩不足」。熱湯消毒を念入りに。今日の味噌づくりのトピックス・・・。湯を沸かす燃料に、庭木の剪定した枝を使ったことと大風(春一番)で我が家まで飛んできた杉の葉を使ったこと。これには何だか感動しました。飛んできた葉っぱがエネルギーになる。21世紀はこれです、って感じです。もちつきやみそづくりで、「かまど」を使うとき、いつも思うのは・・・・「木火土金水(もっかどごんすい)」です。木(薪)、火、土(土から生まれた大豆)、金(かまど、釜)、水(大豆を茹でる)がここにあるのだなあって思うのです。「風」=「空気」も大事ですが、「木火土金水」とはよくいったもの。茹でた大豆を臼に入れ、杵でつぶし、さませたあと、麹と塩(我が家の場合は海の精)をいれ、手で丸め、空気を抜くため、甕に投げつける感じで入れます。2甕(かめ)、無事できましたが、スローフードは、手間暇、かかります。材料は・・・麹(自家製コシヒカリ+麹菌500円)、塩(海の精1000円×6袋)、大豆(昨年は我が家は不作でしたので、無農薬ものを1キロ600円X8袋)。 ひなこも手伝ってくれたような茹でた大豆がおいしいと食べてたような。未来用にデジカメで作業風景を撮りました。新しい変化。ひと夏を越えれば、食べれるといいますが、どんな味噌に育ってくれるかな。人間の味噌づくりはこれでおしまいですが、これからは麹さんと蔵の空気さん、時間さんたちが育ててくれるのですね。ありがとう&よろしくお願いします!かまどで火を焚くって、癒されますね。2年間の組長もようやく最終日。引継ぎセットをもって、次の組長様宅へ。ああ、自由、って感じです。さてさて、今日のことばは・・・スロー・イズ・ビューティフルを合言葉に生まれた「スローカフェ」は新しい時代の仕事とライフスタイルを目指す。東京の「スローカフェ」、また行きたいです。自分の「エックス」なキーワードを合言葉に新しい時代の仕事とライフスタイルを目指していきましょう。