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・・・・・・・・半農半Ｘという生き方～スローレボリューションでいこう。

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2004年07月の記事

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兵隊が武器を置きたくなるような

田舎暮らしを始めた人のもとへ、都会の友だちが家族で遊びにやってくる。都会の友が「こんな暮らしもいいなあ、また来てみたいなあ」と思う。そんな「もうひとつの都市交流」をもっとすすめてもいいかも。里山ねっと・あやべに参画し、しばらくたってそんなことを思うようになりました。市民が都会の友に「綾部へおいで！」と呼びかける。訪れた友はいつかまた新しい友をつれて、やってくる・・・。もうひとつの都市交流。いまはそんな名前をつけているのですが、それを推奨する市、というビジョン。それもいいかもです。アグリ・ツーリズムエコ・ツーリズムグリーン・ツーリズムルーラル・ツーリズムブルー・ツーリズムオルタナティブ・ツーリズム・・・。いろいろあるけれど、オルタナティブ・ツーリズムを超えられる名前はなかなかないです。それをぼくは探し続けているのです。綾部での田舎暮らしを全国に広報ＰＲする際、「綾部の顔」としていつもお世話になっている広報大使・山中さん宅に、都会のお友だち３家族がやって来られるということで、お招きいただき、午後からうかがいました。つれあいは朝５時から、お昼に食べていただくための雑穀料理（１０品）づくり。５家族（５夫婦、こども７人？）そろって、食卓を囲みながらにぎやかな楽しい時間を過ごさせていただきました。みなさん、『半農半Ｘという生き方』を読んでくださっていて、ありがたいことでした。共通の話題も多くて、ベクトルも同じ。初めて会った気がしません。気がついたらもう暗くなっていました。個人の都市交流を応援する市がどこかに生まれるかも。そんなことを今日は思った次第です。市民１人ひとりがプランナーとなって、市民企画力、広報力をあげていく。そんなビジョンがいいなあ。明日（１日）は終日、里山ねっと・あやべ駐在です。新しい８月が始まります。君は８月何をするのか。たしか、そんな題の演劇があったような。●さてさて、今日のお土産のことばは・・・兵隊が武器を置きたくなるような音楽はつくれないかニューヨークに住んでいた音楽家の坂本龍一さんは、９・１１の恐怖と不安に苦しめられながらも、逃げないでじっとそこに住み続けながら、自身にこう問いかけた。辻信一対話集『ピースローソク』（ナマケモノブックス・２００３年より）兵隊が武器を置きたくなるような××、それぞれ、つくっていけたらいいな。訪問くださり、ありがとうございました。今日も世界がすてきな１日でありますように。●８月２９日（日）は里山ねっと・あやべに１日駐在しています。里山で夏休み。ぜひ綾部へおいでください。

2004.07.31

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台風娘でいこう！

長野での家族キャンプ、３日間とも、いい天気。おかげさまで無事、帰ってきました。帰ってきて、ふと、まとめておこうと思ったのが「まちづくり視察＆家族キャンプ」の記録メモ。ワードのタイトルもワクワクしなきゃ、ということで「視察×キャンプ」にしました。いままでどこへ行ったか、とりあえずのメモづくり。いつか役立つことがあるでしょう。『Ｂａｇｅｌ（ベーグル）』や『楽園工房』での連載ではプロフィールに、「半農半Ｘ研究所代表」に加えて、おおげさだけど、「まちづくりプランナー」と入れています。独自な視点でそんなこともできたらいいなあ。人にエックスがあるように、まちにもエックスがある。そんな視点と仮説をもって、見つめていけたらと思います。「まちの自分探し」と呼んでいるのですが、人もまちも自分を探している（自分になりたがっている）のです。内村鑑三は「日本の天職」といっています。いいことばだなあ。綾部の天職。小布施の天職。広島、長崎の天職。沖縄の天職。肩書きの「まちづくりプランナー」。もっといい表現があるはずなのですが、しばらくは、この名前をそえておきましょう。ぴったりの名前、つくらないと、です。つれあいもぼくも今回訪れた小布施や戸隠でいろいろ考えました。いま、「まちづくり視察＆家族キャンプ」、おもしろいです。我が家の未活用の畑を使っていただいているよがぷうさんが「初収穫です！」と、とうもろこしを持ってきてくださいました。尊い汗の結晶をありがとうございました！出発前に入稿した『楽園工房』の校正が届いていて、チェック。今回の『楽園工房』（８月２２日発売）は「あかり作家になろうと！」いう企画があり、綾部に移住されたあかり作家・大石明美さんにお世話になりました。大石さんの顔写真がいるとのことで福知山のファーストステージさんで待ち合わせ。いい雰囲気のプチギャラリーで撮らせていただきました。綾部高校の元写真部。うまく撮れたかな。撮影後、いろんな話をしました。「精神的なお土産つくろう」という話、もっとしたかったなあ。朝から３日分のメールチェック。いつもの暮らしにもどるまで時間がかかりました。さてさて、今日のお土産のことばは・・・台風娘でいこう！長野オリンピックをきっかけに日本へやって来たペンシルバニア育ちのアメリカ娘！のセーラ・マリ・カミングスさん。日本の伝統文化に魅了され、小布施の人と町のすばらしさを発見し、老舗の造り酒屋の再建。台風娘セーラさんは、ついに・・・小布施の町おこしを実現してしまいます。（小布施のまちづくりを紹介した本は２冊出ています）無風が好まれるかもしれないけれど、台風娘でいきましょう。風穴をあけていきましょう。８月１日（日）、２９日（日）は里山ねっと・あやべに１日駐在しています。里山で夏休み。ぜひ綾部へおいでください。

2004.07.30

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マヤの新年の日に

マヤの暦では、今日７月２６日が新年。心新たにエックスに励んでいきましょう。８月２２日発売予定のノースランド出版『楽園工房』（創刊３号）の原稿。つれあい監視・・・のおかげでやっと仕上がり、朝、編集者さまに送信しました。穴をあけたんじゃないかと恐る恐る電話すると簡単にＯＫをいただきました！今日から２９日まで、安心して、長野キャンプへ行けそうです。家から、あやべ温泉へ。ここまでだけで３０キロ。広い綾部を脱出するだけで１時間かかります。端から端への移動。そして、小浜→敦賀→北陸道→糸魚川あたりから戸隠方面へ。昨夏、新潟の「大地の芸術祭」に行ったときも台風が接近し、タープが倒れたような。どんな旅になるかな。マヤの新年の日の旅立ちです。（すてきな１年になりますように）ポストスクール、長野からみなさまにお届けすべく、バックに入れました。お楽しみに。日記、２７～２９日、お休みします。ごめんなさい！さてさて、今日のお土産のことばは・・・人生を生きていくためのパートナーとしての商品が選ばれている『毎日お客が来たくなるマーケティング実践術～ワクワク系の店づくり～』小阪裕司著・かんき出版・２０００年よりポストスクールもそうだったらいいなあ。パートナーになれるモノ、コト、ことば・・・生みだしていきましょう訪問くださり、ありがとうございました。今日も世界がすてきな１日でありますように。８月１日（日）は里山ねっと・あやべ駐在日です。夏休み、ぜひ綾部へどうぞ。

2004.07.26

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もっとも黒字を出している分野に

マヤの暦の「時間を外した日」に「カフェ月・星・日（つきほしひ）」がオープンしました。宝島社『田舎暮らしの本』（１月号）に登場の上田夫妻が昔の米蔵を改装されたすてきなカフェです。場所は、我が家から歩いて１分半のところで「里山ねっと」のある旧豊里西小学校のそば、「空山の里」の隣です。我が村にカフェができる時代。すごいです。当面は月～土の１１：００～１９：００オープン。半農半コミュニティビジネスって最先端のスタイルの１つだと僕は思っているのですが、上田夫妻はまさにそれです。「月星日」とは、綾部の鳥「イカル」の鳴き声の音だそうです。「青い癒しの手」である上田浩介さんは整体を学び、綾部に移住。夫婦で合気道を学んでおられます。我がつれあいと奥さんの上田典子さんは大阪の「モモの家」で会ったことがあってその後、偶然、我が家の近くに移住されてびっくりしました。綾部に来られたら、ぜひおいでください！高校の同級生・四方さんからメールが届きました。今年、ＰＨＰ研究所から「子どもを伸ばす５つの法則」を出版した同じく同級生の小山さんと同じ職場にいるとのこと。小山さんのコーチングの本とぼくの半農半Ｘとは「相通ずる点があるように見えます。綾部魂でしょうか」とメールに書かれていました。ぼくも通じるものがあると感じていたのですが、なるほど「綾部魂」だったのかもしれません。同じ時期に出版された綾部の藤沢あゆみさんの「愛されるしくみ」にも、それを感じているのですが、時代性なのか、綾部性なのか。解き明かしたい大事なところです。マヤの暦では、明日２６日から新年。心新たにエックスに励んでいきましょう。「モモの家」のぎのりえさんが毎年作られているのマヤのカレンダー、いいので、新年分、買わなくちゃ。さてさて、今日のお土産のことばは・・・もっとも黒字を出している分野に資源を再配分する。いろんな意味での「黒字」がありますが、人生で黒字が出せるところ（世にお役に立てるところ）が何なのか、しっかり見つめ、再配分していきましょう。訪問くださり、ありがとうございました。今日も世界がすてきな１日でありますように。８月１日（日）は里山ねっと・あやべ駐在日です。夏休み、ぜひ綾部へどうぞ。

2004.07.25

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自分らしい人生を生きることに

今日は里山ねっと・あやべの１日駐在日。旧１年生の教室がオフィスです。クーラーはつけなくても窓を開けたら大丈夫です。ときどき、トンボが入ってきて網がいります。オニヤンマってなんであんなにかっこいいのだろう。道路をはさんでお墓があって、ぼくの席から見えます。発足当時は２名だったスタッフですが、席を決めるとき、ぼくはこの席を選んだのでした。世界広しといえども母の眠る墓を見ながら母校で仕事をしている人は僕くらいかな。ウィークリーメッセージで綾部へのエール「とんがる土地」を書いてくださった前川正人さんが、由良川でのカヤックの帰り、立ち寄ってくださいました。校舎前にあるクスノキの木陰で話しました。ひなこが幼稚園でもらってきた韓国伝承の物語絵本「木陰でゴロリ」をふと思い出しました。木陰を独占するよくばりな庄屋さんから農民が買うおもしろい話です。「ニューヨークの静かでなごめる場所５０」というガイドブックがよく売れているそうですが、「綾部の静かでなごめる木陰５０」とか選定できたらと思いました。いまは「木陰力」が欲しいときですね。「ソトコト」のメールマガジンで京都造形芸術大学教授・文化人類学者の竹村真一さんのことばが紹介されていました。　　　　　　いま私達は、次の時代の共通感覚を表現する、新しい文化の"OS"を探し求めている。[エコ]とか[自然保護]といった旧時代的なキイワードは、それが見つからないゆえに妥協的にパッチワークしているだけの途上の言語であり……。（新著『宇宙樹』）なるほどです。次の時代の共通感覚を表現する、新しい文化の"OS"、見つけていきたいです！今夜は綾部の花火大会「水無月祭り」。由良川沿いまで行き、家族で楽しんできました。さてさて、今日のお土産のことばは・・・自分らしい人生を生きることに集中しろ！本田健著『ユダヤ人大富豪の教え～幸せな金持ちになる１７の秘訣』（大和書房・２００３年より）とにかくそれに集中していきましょう。訪問くださり、ありがとうございました。今日も世界がすてきな１日でありますように。８月１日（日）は里山ねっと・あやべ駐在日です。夏休み、ぜひ綾部へどうぞ。

2004.07.24

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人はどういふことがしないでゐられないだらう

長野キャンプも来週に近づいてきました。そろそろ忘れ物がないように「持っていくものＢＯＸ」をつくっておかなきゃです。出発前に、草刈りと田んぼの見回りも。１０年ほど前、ヒーリングミュージックの宮下富美夫さんがおられる戸隠へ行ったことがあるのですが、小布施に近いようなので、また行きたいです。あのとき、ビワスタジオさんに連れていってもらった蕎麦屋さんにまた行きたいなあ。来月初旬発売の『Ｂａｇｅｌ（ベーグル）』で「家族というベースキャンプ」について書かせてもらいました。キャンプをしていて生まれたコンセプトですが今回も何か生まれたらうれしいです。農家民泊先進地「大鹿村」も立ち寄れるかな。日本キャンプ協会では、自然の中で心がけたいこととして２つのキーワードを掲げています。「ミニマム・インパクト」（限りなく小さな影響）と「リーブ・ノー・トレイス」（自然の中に必要以上に持ち込まない、そして残さない）。キャンプも自然農も同じです。それ以外のことにもこのキーワードは応用されそうですね。気になっていた齋藤孝さんのインタビューが掲載されている起業をめざす人の雑誌「アントレ」（８月号）を見ていたらテニスプレーヤーのボルグはストローク型の選手でネット前でのプレーの練習を必要としなかったと書いてありました。自分の型がわかると練習も違うのですね。１ページの記事ですが、メッセージがいっぱいでした。子どもたちが天幕をはった小庭で遊んでいます。遊び声を聴きながら、『楽園工房』（創刊３号）の原稿。締め切り、だいぶ押していてごめんなさい！今日は家庭訪問の日。ひなこの担任の先生とゆっくり話せました。さてさて、今日のお土産のことばは・・・人はどういふことがしないでゐられないだらう（宮澤賢治）しないでゐられないこと、していきましょう。訪問くださり、ありがとうございました。今日も世界がすてきな１日でありますように。※７月２４日（土）、８月１日（日）は里山ねっと・あやべ駐在日です。夏休み、ぜひ綾部へどうぞ。

2004.07.23

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墓掘り自身が土にかえった後にも

夏バテではないけれど、このお葬式前後、少しペースが乱れているような感じです。「夏バテを防ぐポイント」を書いたプリントを小学校の保健室からひなこがもらってきて、見ていたら、その１つに音楽を聴いたり、本を読んだり「自分のストレス解消法をもっていますか」というのがありました。ぼくのストレス解消法って何かな。少しオーバーだけど、新しいことばに出会ったり、生み出したりすることかも。ときめくことば。「NEW CONCEPT」ということばと「SLOW REVOLUTION」ということばが出会うだけでときめいたりするのです。なるほど、ぼくはそんなことでいいのですね。映像職人のマエカワマサトさんが里山ねっと・あやべのＨＰの１つのコーナーウィークリーメッセージにすてきな寄稿文を送ってくださいました。「とんがる土地」というメッセージ。和の時代だけど、尖っていること。先の京都府の会議で「尖っていなきゃ」とそんなことを話したばかりなのでシンクロです。綾部市長にも読んでいただきますね。学研のヘルシー生活応援マガジン『Ｂａｇｅｌ（ベーグル）』（９月号）の色校が届きました。二十四節気の「大暑」の今日は里山的生活メイルニュースの配信日でした。ニューインスピレーションがそこにあり、何かを解消するものだったらいいなあ。さてさて、今日のお土産のことばは・・・多くの観客を得るためではなく、人々の胸に深く突き刺さる言葉を。墓掘り自身が土にかえった後にも生き延びる台詞を。（ある演劇の先達のことば）新しい生命を生む言葉、アウトプットしていきましょう。訪問くださり、ありがとうございました。今日も世界がすてきな１日でありますように。※７月２４日（土）は里山ねっと・あやべ駐在日です。夏休み、ぜひ綾部へどうぞ。

2004.07.22

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自分ができることだけに集中

「農のあるライフスタイル実現プロジェクト」という京都府の会議に行ってきました。会場は京都御所のすぐそばの平安会館。歴史の舞台である京都御所はいまは大きなビオトープ。有数の生命多様な空間だといいます。１４～１６時半の会議で、往復に５時間、１日仕事ですが１０名の委員とのお出会し、インスパイアされました。グリーンツーリズムで有名な京都府立大教授の宮崎猛さん、「かやぶきの里」として美山町を全国に知らしめた観光カリスマの元助役・小馬さん、宮津で「ペンション自給自足」をされている女性オーナー勅使河原さんなどみんなユニークです。１０名の委員の会議を２０名くらいの行政担当者が聞くというスタイル。最年少の委員のぼくはいろいろ気も使いましたが、だまっていても時代は変わらないので思いを話させてもらいました。京都発の「農のあるライフスタイル」。独創的なコンセプトが生まれたらいいなあって思います。１０年、５０年、１００年もつような哲学あるコンセプトを京都から。メンバーに選んでもらっている「中丹広域戦略会議」も今日だったのですが、残念だけど、日程を先に聞いていたのでこの会議を優先させてもらいました。８月も２度ほど開催されますが、楽しみです。会議が重ならないように祈ります。さてさて、今日のお土産のことばは・・・「自分ができることだけに集中した」これは最近、プロ野球選手がよく使うコメントです。ぼくもできることに集中していきたいです。訪問くださり、ありがとうございました。今日も世界がすてきな１日でありますように。

2004.07.21

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人は祈られて生きている

綾部市社会福祉協議会の機関紙で今月は「美しい夕陽に出会って」について書かせてもらったのですが、編集の佐々木さんが刷りあがったものを届けてくれました。もうすぐ全戸配布されます。みんなが家路に向かう頃、美しい夕陽が見れる位田橋というスポットが綾部にあります。夕陽を楽しむ人が増えたり、夕陽を楽しむためのベンチが置かれたり。拙文がきっかけでそんなことになったらいいなあ。以前、報告書に「人生探求都市・綾部」と書いたら市長がいいネーミングだと言ってくださったことをふと思いだしました。人生探求都市には夕陽を楽しめるベンチがあるのです。なんて。社会福祉とエックスと。隔月のメッセージを書く機会はほんとうに尊いです。ひなこは小学校初めての終業式。ぼくは里山ねっと・あやべのミーティング。つれあいは久しぶりに誰もいないときを過ごしました。ひなこも休まずに１学期よく行けました。明日から夏休み。ぼくたちがやってきたようにラジオ体操のカードに、こだわりのヒモをつけていました。ぼくが小学生の頃、朝の体操後、公園まで走るようになったのだけど、いまも続いていてびっくり。始めるってこわいことでもありますね・・・。９月の初旬発行分のマクロビオティックマガジン「むすび」の原稿にチャレンジ。きっとその頃は稲刈りしていますね。７月２２日は二十四節気の「大暑」で里山的生活メイルニュースの配信日。原稿も無事できました。今日の綾部は扇風機を使いたくなるような暑い１日。１年で最も暑い頃っていうけど、ほんとうですね。でも、次の節気（８月７日）はもう「立秋」だなんて。子どもたちの夏休みがすてきなものになりますように！さてさて、今日のお土産のことばは・・・どうか、あの人がうまくいきますように・・・どうぞ、この子が健やかでありますように・・・人が生きていることの背後には、必ずこのような“他者の祈り”がある。人は祈られて生きているのだ。浜文子（詩人・エッセイスト）祈り、祈られて、生きる。生きることは祈り合うことなのですね。訪問くださり、ありがとうございました。今日も世界がすてきな１日でありますように。

2004.07.20

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「風向き」を変えるのは

１年って、ほんとうに早いです。『半農半Ｘという生き方』が世に出て、今日で１年。手にとってくださった方からいまもメールが届いたり、綾部まで会いに来てくださったり、物語はこれからも続きそうですが、ほんとうにすてきな１年でした！「出版後の物語１００」を選んだらおもしろいなあ。ふとそんなことを思いました。朝日新聞書評の「ビジネス書」で紹介されたこと。たまたまアマゾンを見たら、８２位だったこと。順位の変動を追いかけて何回もチェックしたりキャンペーンという発想もないころです。とにかくびっくりなできごとでした。アマゾンの「ライフスタイル論」での１位もうれしいことでした。とにかく多くの方とのお出会いの１年。ほんとうに尊い日々をありがとうございました！出版後、２ヶ月おきに出してきた半農半Ｘ研究所news「半農半Ｘという種子～」、そろそろ配信しますね。今日は朝９時から、ご近所のお葬式の準備。同じ組の場合は１軒２名、手伝いに出ます。お寺（５名）の接待役でお茶を出したり、貴重な体験をいろいろさせていただきました。母のときも祖母のときも地域の方にいろいろお世話になったのですね。でも、田舎もだんだんシンプルになっていきそうな予感。いま、「家族葬」など新しいコンセプトがいろいろ生まれています。時代も大きく変わっていきそうです。ほんとうに自分でデザインして、つれあいによ～くお願いしておかなきゃ、です。以前行った下関の斎場はホテルのロビーのようでびっくりしましたが、綾部もきれいでびっくり。いつか帰る日まで、半農半Ｘというコンセプト、深めていきたいです。さてさて、今日のお土産のことばは・・・「風向き」を変えるのは長い日常の努力である。（心理学者・加藤諦三さんのことば）半農半Ｘが風向きを変える小さな何かであればうれしいです。風向き、変えていきましょう！訪問くださり、ありがとうございました。今日も世界がすてきな１日でありますように。

2004.07.19

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使命と活動を定義する

今日は里山ねっと・あやべの駐在日。風のあるいい日でした。５月、神戸の私立高校でお話しする機会を与えてくださった先生がご夫妻で綾部へ。生徒を前に話したときの講演テープと十字架をバックに話している写真を持ってきてくださいました。写真を見ると・・・「おお、神よ」でした。今度、テープ、そっと聞いてみます。ラジオに出たときのテープは聞いてみたことがあるのですが、講演のものは初めてです。勉強のために、聞いてみます・・・。由良川の流れを見ながらごはんが食べれる人気のお店「ゆらり」へ行って、そのあと、町屋カフェ「ぐう」に行かれるとのこと。加藤輝美さんがウィークリーメッセージで書いてくださったコースです。夜は、お通夜へ。ご詠歌を聞いたり、般若心経をみんなで唱えたり。色即是空。「農」＝「色」　「Ｘ］＝「空」『半農半Ｘという生き方』を読んでくださった大阪の東さんが「農」＝「色」、「Ｘ］＝「空」についていつかエッセイを書きたいですとメールを先日いただき、そんなことも思い出しました。亡くなられたおばあちゃんは明治４０年生まれだそうで、ぼくが住む町の明治生まれもあと２名になったとのこと。あと１０年くらいでいろんなものが消えていきます。明日はなんと『半農半Ｘという生き方』上梓１周年。ついにやってきました。さてさて、今日のお土産のことばは・・・使命と活動を定義する（ピーター・Ｆ・ドラッカー）気をつけないとぼくたちはなんでもやってしまいがちです。これはＮＰＯに対するドラッカーのことばですがぼくたちみんなにもあてはまりそうですね。訪問くださり、ありがとうございました。今日も世界がすてきな１日でありますように。

2004.07.18

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戻れないことば・・・

今日は朝７時から「モーニング草取り」。やはり草取りは朝夕ですね。３時間、田の草取りを楽しみました。取ると光が土に差し込むことことになり、新しい芽が出ることになります。マザーテレサの「それでも」というメッセージじゃないけれど、それでも、取りました・・・。草もよく見ると虫たちの餌場だったり、恋をするところ、眠るところ、生活圏ですね。さあ、あと少しがんばろうと思った頃、つれあいがやってきて、近所のおばあちゃんが亡くなったの報。９６歳くらいのおばあちゃん。まちでも数少ない明治生まれです。同じ組なので１軒１名が１３時に当家に集合し、今後の打ち合わせ。半年前は組長だったので葬儀委員長となり、大変だったのですが、任期を終えた今回は、少しこころに余裕があります。多くの葬儀は自宅で執り行われますが、今回は斎場。それもみんなにとっては初めての経験です。さよならのデザイン。以前書きましたが、あらためてこれ思います。農林水産省メールマガジン（第99号）が届き、林野庁長官が「森林療法（森林セラピー）」について書かれていました。「森林浴」という言葉の登場から２２年。森林がもつ快適性増進効果が広く国民に定着してきたとあり、「森林浴」って言葉、そんな前からあったのですね。新しい言葉がうまれると見えてくるものがある。ライアル・ワトソンの「風の博物誌」に海に吹く独特の季節風を名づけたことで航海が変わり、世界が変わった話があります。森林浴。はじめて言った人は誰かな。里山もスローフードも地産地消も最初のひとりがいるんですね。さてさて、今日のお土産のことばは・・・人はその言葉に出会った以前の自分に戻ることはできない（シェイクスピア）戻れないことがステキ。そんなことば、作っていくってアイデア、どうかな。訪問くださり、ありがとうございました。今日も世界がすてきな１日でありますように。

2004.07.17

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信じることを、他人に伝えていくこと

里山ねっとの今週のウィークリーメッセージで「おじいさんを待つ田」を書いたあと、今日は朝８時から田んぼへ。隣の田のおじさんが「麦藁帽子がいいよ」と言って下さっていたので、今日はかぶっていきました。日が昇り、暑くなってきて、帰りかけたとき、穂が出ている稲を発見。昨年の楽天日記を見ると７月１９日に「出穂」と書いています。今年はなんでも少し早いですね。今日は３時頃から、待ちに待ったカミナリさん接近。さあ遊ぼうと思っていたひなこと近所の男の子はおへそを隠して、我が家で小さくなっていました・・・。かわいいなあ。ひさしぶりに雨がしっかり降ってくれました。都市と農山漁村の共生・対流表彰事業である第１回オーライ！ニッポン大賞の事例集（農水省農村振興局発行）が届きました。「オーライ！ニッポン大賞」部門は５５事例、「ライフスタイル賞」部門は１１事例に選定。残念だったライフスタイル賞ですが、「半農半Ｘ」もカラー見開きで、事例に加えていただき感謝です。うれしいのは、先進的な活動をされている全国の組織や個人に届くこと。新しい種子となり、いつか芽がでたら、うれしいです。来週の水曜日に迫った京都府の「農のあるライフスタイル実現プロジェクト」の会議資料が届きました。会議の座長はグリーンツーリズムで有名な京都府立大教授の宮崎猛さん。様々な活動をされている１０名の委員とお出会いできること、楽しみです。メンバーに加えていただき、ほんとうに光栄です。さてさて、今日のお土産のことばは・・・どんな仕事でも、あなたがやっていかなければならないのはあなたが信じることを、他人に伝えていくことです。（来夢監修・神田昌典著『なぜ春はこない？』実業之日本社・２００３年）大事だと思うこと、伝えていきましょう。訪問くださり、ありがとうございました。今日も世界がすてきな１日でありますように。

2004.07.16

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おまへはおまへの切符を

今日は東京財団企画の「一行コンセプト・コンテスト」の締切日。世の中を変える”一行コンセプト”、”斬新なアイディア”を提案するものでhttp://www.tkfd.or.jp/ichicon/index.html一行コンセプト（40字以内）と解説文（500字以内）を４件応募しました。応募した内容は・・・＊半農半Ｘ＊核心発表社会＊提唱.ＣＯＭ＊１人１研究国家４件目でエントリーＮｏは４６２でした。おもしろいなあと思うこと。それは、この日記を書いていたからこそ生まれたアイデアを応募したことです。気づきという核心を発表し合える開かれた社会がいいなあ。とにかく、４件応募できてよかった。カメハハさん、応募したかな。毎日新聞社のモニター原稿の締切日でもあったのでそれも思いを込めて、メッセージ文を書かせてもらいました。７月のテーマは「オリンピック」。私たちの２１世紀の生き方とオリンピックと。そんなことを書いて、舞鶴支局長へ。（全国を２００地域にわけ、その数、モニターがいます）依頼されたモニターも２年目ですが、読ませていただいている毎日新聞の記事によって「核心発表社会」ということばが生まれたので、なんだか不思議です。天の配剤（配達）。里山ねっと・あやべのＨＰ「人の宇宙」で河北卓也さんを紹介すべく、取材のため、ホテル綾部へ。８月からホテル綾部でネパール写真展を開催されます。その前にお時間をいただきました。３～１１月はお米、酒米、賀茂ナスづくりで汗を流し、冬季はネパールで写真を撮るスピリチュアルな３２歳。いま綾部で最もおもしろいキーマンと深いひとときを過ごさせてもらいました。ひさしぶりに「人の宇宙」のコーナー、更新できそうです・・・。さてさて、今日のお土産のことばは・・・おまへはおまへの切符をしっかりもっておいで。（ブルカニロ博士の言葉・宮沢賢治『銀河鉄道の夜』）ぼくは、切符、ちゃんと持っているかな。訪問くださり、ありがとうございました。今日も世界がすてきな１日でありますように。

2004.07.15

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千年に耐える仕事を

７月１４日といえば、フランス革命（１７８９）の発端となった「バスチーユ牢獄の襲撃」の日。ぼくにとっても７月１４日は、何かの壁を乗り越えて、何かの発端となった日といつかいえそうです。インスパイア大澤さんに、「いいですよ」と誘われて、思い切って書き始めた「楽天日記」。それはちょうど１年前の７月１４日のことでした。５日後に『半農半Ｘという生き方』が出版されるということで「出版記念」を理由に始めたのですが、おかげさまで「記念日」を迎えることができました。いままで訪問くださった方、本当にありがとうございます。データによると、この１年の記入率は約９４％。つれあいはヒマねって笑うのですが、夏の「大地の芸術祭」（新潟でのキャンプ）とつれあいの実家（下関）で過ごした年末年始以外は書いてきました。あらためて、この日記とは何か。公開する日記って何だろうって１年前から思ってきたのですが、浮かんできたのが「気づきの地球化（日刊「１地球人タイムス」）」と「天への業務日報」ということばです。ぼくは夕方４時以降はパソコンには触れず、毎晩８時に眠り、日記を書くのは翌朝３時以降なので、「日刊」ではないけれど。この１年、ぼくは、どれだけ変われたかな。変わらずにいられたかな。いつものように２時間ほど、田んぼへ。ゴールデンウィークに植えられた近所の田んぼでは、もう、穂が出ていて、びっくり。「出穂（しゅっすい）」というのですが、みのりの秋が近づいています。さてさて、【楽天日記１周年謝恩のことば】は・・・詩人の坂村真民さんから、「少数者でいいんです。釈迦も一人でした。キリストも一人でした。少数者が自分の責任を自覚して、仕事に邁進するだけです」と書かれた葉書をもらった作家の神渡良平さんは「私も少数者としての仕事をしよう、右顧左眄することなく、少数者であることを自覚し、千年に耐える仕事をしよう」と襟を正した。（『人は何によって輝くのか』（神渡良平著・ＰＨＰ研究所・1999年より）千年に耐える仕事、していきましょう。１周年という記念日に訪問くださったみなさまほんとうにありがとうございました！今日も世界がすてきな１日でありますように。

2004.07.14

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方向性が定まると・・・

「Ｐｅｎ」（前号）という雑誌で「自家菜園のあるレストラン」が特集されていました。すてきな特集だなあと見ていたら、奈良の三浦夫妻の「粟（あわ）」も載っていてうれしくなりました。奈良の在来種、大和野菜にこだわった最先端なお店です。ぜひみなさまも。いつか自家菜園の野菜で農家レストランを開きたいという夢をもった若い夫妻が『半農半Ｘという生き方』を読んでくださり、実家に帰ったので、会えたらと滋賀から綾部に来てくださいました。ちょうど打ち合わせがあり、お出会いできなかったのですが、会えなくても綾部を感じられたらとのこと。みんな夢を追いかけているのですね。綾部で農家レストラン、開業してくださったらうれしいなあって思うのでした。午後から、秋の公開講座（スローフード）の打ち合わせのため、京都創成大学（福知山）へ。開学して５年ほど経たちますが、初めてキャンパスにうかがいました。福知山にできた新設の大学のミッションを少しでも応援することができたらうれしいです。個人も組織も市町村も国家も生き残りをかけていろいろ模索しています。努力を一点に集中する。やはりこれかなあ。さてさて、今日のお土産のことばは・・・方向性が定まると仲間が増える。『半農半Ｘという生き方』に３度登場してくれている「まきどき村」（新潟・巻町）の西田卓司さんのことば方向性、定めていきましょう。今日も訪問くださり、ありがとうございました！世界がすてきな１日でありますように。

2004.07.13

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天へ舞えるほど軽く

野菜など植物の種子（たね）から人生を考える「たねっと」という活動を９８年から始め、いろんなことを学んだけど、思想・哲学的に大きな学びだったなあと思うのは林英臣さんから教えてもらったやまと言葉の「たね」の意味でした。（※「たねっと」のＨＰに林さんのメッセージあります）「た」は「高く、たくさん」、広がりをあらわし、「ね」は「根っこ」、根源的なるものをあらわす。人生には「た」と「ね」がいるなあってことがわかったのでした。「た」は「翼」、「ね」は「根っこ」、「た」は「風」、「ね」は「土」、「た」は「天」、「ね」は「地」、「た」は「open」、「ね」は「basic」「た」は「エックス」、「ね」は「農」・・・です。ぼくはこの何年かを「半農半Ｘ」と「た・ね」という視点から、ものごとを見てきたのですね。「たねっと」の活動をするうえでいちばんお世話になってきた姫路の山根さんが旅の途中、綾部を訪ねてくださいました。山根さんは兵庫県の在来種の保存の活動をライフワークにされています。種子の大事さを早くから語ってこられた方で、名刺には以前から「兼農商家」と入っています。古民家を改装してできた蕎麦屋「そばの花」さんへ。３年ぶりくらいの再会でしたが、楽しく深いひとときでした。遠く綾部までありがとうございました！さてさて、今日のお土産のことばは・・・人はみな、天から与えられた何ほどかの純金を持って生まれている。天から与えられたその金の純度を高めることが修養努力。我々の学問も責務もここにある。吉田松陰（1830‐1859）のことば純度を高めていく。天へ舞えるほど軽くなっていく。そう、なれたらいいなあ。それでも・・・純度、高めていきましょう。今日も訪問くださり、ありがとうございました！世界がすてきな１日でありますように。

2004.07.12

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存在そのものが、宇宙みたいな感じ

今日はお盆前のお寺の草刈りの日。お寺の役員（総代４名）と各組の代表１０名が朝８時からお寺へ行って、境内や裏山の斜面を草刈り機でびゅんびゅん刈りました。足がチクッと痛いなあって思ったら、小さなハチが何匹も飛んでいました。膝を刺されたけれど、跡が残ったくらいでよかった。最近、お隣の福知山市でもハチに刺されて、亡くなっているので、これからの時期は注意が必要です。２時間程度の作業後いただいたビール、おいしかったです。午後１時からは「土用」の池の水かえ。３年に１度まわってくる当番を３つの組が集まって、草を刈ったり、水を抜き、泥を出したり。小さな池なので１時間強の作業です。魚がいるので、子どもたちに出番を作ったらいいのになあって感じです。つれあいとひなこは綾部の思索空間「棚田のハス園」がオープン中の志賀郷地域へ。小学１年生の子どもたちに摘み草と食体験をしてもらおうとカリスマ米農家の井上吉夫さん夫妻がミニイベントを計画されました。ひなこは学校の宿題の「絵日記」のネタにしていました。それによると、クズの葉っぱがおいしかったようです。ひなこは帰宅後、近所の友だちとセミの抜け殻探し。一緒に探して！と誘ってくれたのでした。庭にはセミが掘った穴が開いていました。ここから出てきたんだね。いま、都会ではきっとクマゼミがすごいでしょう。アブラゼミとニイニイゼミの抜け殻を見つけ、二人はＴシャツにつけたり、遊ばせていました。おもしろかったのは二人がおへそに抜け殻をひっかけようとしたこと。セミピアス！東急ハンズでは毎年、手づくりの創作を募集、「ハンズ賞」を企画されていますが、数年前、セミの抜け殻を使った作品が大賞になっていました。抜け殻もアートになるのですね。ってことを二人にいつか伝えましょう。抜け殻を使ったアート。ぼくなら何を創るかな。さてさて、今日のお土産のことばは・・・沖縄のね、戦後教育を受けていないおじいさん、おばあさんたちはみんな、宇宙と繋がっているの。その存在そのものが、宇宙みたいな感じなんです。でも、そういう方はとても少なくなっていますけど。（『琉球弧の精神世界』著者・安里英子さんのことば）存在そのものが、宇宙みたいな感じっていいなあ。今日も訪問くださり、ありがとうございました！世界がすてきな１日でありますように。

2004.07.11

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インスピレーションを受けとろう

正食協会発行のマクロビオティックマガジン『むすび』（８月号）、掲載誌が届きました。朝３時起きして、天使の時間を！という話を書いている号です。この国には自分を振り返る「育自時間」がいるねって、ことを書いているのですが、なんと、最近、３日連続、朝の３時起きができていません。どうしたことでしょう。その３日間とはただ、いつもの目覚まし時計が電池切れだったからなのですが、電池をいれなおして、明日から起きていきましょう。７～８月の学校行事やぼくの会議などのスケジュールが少しずつ決まってきて、家族でキャンプに行く日がやっと決まりました。とりあえず、この夏休みは２度キャンプに行く予定です。今年は４年目で２００１年は奥飛騨（オークヴィレッジなど）、鳥取へ。２００２年は四万十川（四万十学舎、砂浜美術館）、柚子の馬路村、奥飛騨へ。２００３年は新潟・妻有（大地の芸術祭）、足助町（愛知）へ。７月はぼくの希望で長野（小布施、大鹿村？など）です。まちづくり視察＋家族キャンプが、ぼくたちのスタイル。つれあいが特にウキウキしています。さてさて、今日のお土産のことばは・・・自然に身を置いたら、ソローが言ったように「何もかも忘れて、子供のようにはしゃぐ」ことです。自然に向って完全に心を開き、それに集中した状態にあるときだけ、自然が差しだすインスピレーションを受けとることができます（ネイチャーゲーム考案者ジョセフ・Ｂ・コーネルさんのことば）はしゃいで、それを受け取っていきましょう！今日も訪問くださり、ありがとうございました！世界がすてきな１日でありますように。

2004.07.10

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我々が死ぬまでにはこの世の中を

１年前、毎日新聞に半農半Ｘが紹介されてメールをいただいた京都のあまひろさんが遊びに来てくださいました。行くかもですという予告メールが届いていたので小庭に天幕をはって木陰をつくり、テーブル、イスを用意し、お待ちしました。長く音楽活動をされていたあまひろさんは『半農半Ｘという生き方』に出てくるギター作家の小坂タケシさんとも同じステージに立たれていたことがわかりました。ぼくは詩をつくったことはないけれど、その昔、作詞というものに関心をもっていたことを思い出しました。作詞。ひとつの夢を思い出させてもらった出会いでした。遠く綾部までありがとうございました。数年前、福知山市にできた４年生大学・京都創成大学事務局から電話があり、福知山市と大学の共同事業である公開講座でお話させていただくことになりました。全編のテーマは「スローフード」とのこと。尊い機会をありがとうございます。事務局の方は高校時代の同級生のお姉さんでした。女性雑誌に書くコツを教わり、『Ｂａｇｅｌ（ベーグル）』、やっとＯＫをいただきました。編集長、辛抱強く・・・待っていただき、ありがとうございました！さてさて、今日のお土産のことばは・・・我々が死ぬまでにはこの世の中を少しなりとも善くして死にたいではありませんか。何か一つ事業を成し遂げてできるならば我々の生まれた時よりもこの日本を少しなりとも善くして逝きたいではありませんか。１８９４年、内村鑑三３３歳のときのことば（『後世への最大遺物』岩波文庫）少しでも善くして・・・逝きましょう。今日も訪問くださり、ありがとうございました！世界がすてきな１日でありますように。

2004.07.09

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具体的なメッセージと新しい思想の提案

福島県只見町の「たもかく」さんはユニークな事業をされていて有名です。「山の１区画と古本を交換します」と呼びかけるとマスコミに紹介され、電話が鳴り止まず、各地から人が車でやってきて、町のガソリンスタンドから石油がすべてなくなったという伝説があります。「山の木と本はつながっている」というメッセージにひかれて、日本一の古本屋さんと只見町が、どんなところか見に行ったことがあります。９０％が急な斜面の山林という町。なかなかすごいところでした。そのころ、たもかく（組織名です）さんが構想されていたのが、たくさん集まる古本をジャンルごとに集め、それを町の民宿に置いてもらうというもの。推理小説がそろった民宿。植物やキノコの本がそろった民宿。そんな感じでたくさんある民宿のカラーをだし、それに関心がある人に泊まってもらえたらというものでした。久しぶりに田んぼで草取りをしていたらそんなことを思い出しました。というのは、農家民泊の「ポスト芝原さん探し」がぼくに与えられたミッションだからです。囲碁系農家民泊に次いで、ここもいいぞと思っているのが、花が好きなご夫妻宅。以前、都会の方を「田舎暮らしツアー」で泊めていただいたのですが、その夫妻もなんと花好きだったので、盛り上がりました。「旅のあと、お礼の花苗がいっぱい届いた」と喜んでおられたのですが、花好き系農家民泊もいいですね。熱中症に気をつけながら、暑い最中（１～３時）、田んぼで草取り。いま、草、取り放題です！草取りにめげそうなこの時期、いつも思い出すのが、「便利屋さん、頼んだら」と冗談で言った父のことば。たしかに田舎で便利屋さん業をされているところには業務一覧に「草取り」というのがあるのでした。草の生き残り戦略に勝つには、人海戦術しかないかな。学研の『Ｂａｇｅｌ（ベーグル）』８月号、掲載誌が届きました。掲載誌が届く頃には次の号の原稿は終えていないといけないのですが・・・森編集長、がまん？をして、育ててくださっています。ありがとうございます！イラストの田谷さん、ごめんなさい！さてさて、今日のお土産のことばは・・・成長と効率優先の社会や暮らしを見直す具体的なメッセージと新しい思想を提案する出版社コモンズの設立のことば。小さな出版社ですが、いいなあと思って大事にしているメッセージです。具体的なメッセージと新しい思想の提案。小さくてもいいから、していけたらいいですね。今日も訪問くださり、ありがとうございました！世界がすてきな１日でありますように。

2004.07.08

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ますい針をもつ狩人

大きなクモをとらえて、麻酔をかけ、巣穴へ運ぶベッコウバチ。２日連続、その姿に、出会いました。小学のとき、国語で習ったアンリ・ファーブルの「ますい針をもつ狩人」を思い出しました。庭でみつけたときは、追っかけました。もう少しで巣穴だったのに、茂みのなかに。虫屋ですね。つれあいにも「見てごらん」と誘ったのですが・・・。それにしても大きなクモを捕らえていました。クモは自分で歩いているように見えたのですが麻酔がかかった状態だったのですね。狩人さん、すごいです。狩人の季節。それにしてもこれは、ぼくへのどんなメッセージだったのかな。気をつけないと「社会の麻酔」をかけられちゃうぞというメッセージ？それとも「狩人となれ」というメッセージか。ファーブルのようにしっかり自然を見つめなさいというメッセージかな。受験と就職と結婚で、昆虫好きから遠のくといいますが、故郷にＵターンしてからまた昆虫に目がいくようになりました。今日は二十四節気の「小暑」。さすがの綾部も家のなかは暑かったです。ノートパソコンを小庭に持っていって、打ったらよかったなあって、思いました。何を打つかというと・・・。学研『Ｂａｇｅｌ（ベーグル）』の原稿（再提出）です。我が家はクーラーいらずですが、とりあえず、扇風機を出しておきました。里山的生活メイルニュース（５５号）の配信。ミニエッセイで「七夕アーティスト」について書いています。里山ねっと・あやべのホームページでメイルニュース、ぜひご覧ください。ひなこがぼくにも短冊をくれ、一緒に願い事を書いて、笹竹に添えました。さてさて、今日のお土産のことばは・・・生命は生命と出会うと輝き出る（歴史家ミシュレ）ファーブルは小さな生命との出会いがいちばん、輝いていたのですね。ぼくはいつがいちばん輝くときなのかな。今日も訪問くださり、ありがとうございました！世界がすてきな１日でありますように。

2004.07.07

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エキサイティングか否か

今日は１日遅れの里山ねっと・あやべのミーティング。里山ねっとも本年度内にＮＰＯ法人化されます。里山ねっとも新しい時代へ。未来が、楽しみです。午後から、カブ（バイク）で舞鶴へ。西舞鶴まで２５分で行けて、びっくり。京都府の中丹広域振興局からお話をいただいた「第１回中丹広域戦略会議」に行ってきました。３０～４０代は１名おられただけであとは各界の５０～７０代、人生の先輩方です。自己紹介で「半農半Ｘ」について簡単に話させてもらいました。「中丹（舞鶴・綾部・福知山の３市、大江など３町）」のエックスを応援できたらうれしいです。人にミッションがあるように、まちにも地域にも国にも、ミッションがきっとある、のです。会議に出て、思ったこと。オール３は戦略じゃないなあ、ってこと。やはり、尖ってなきゃ、ってこと。とにかく、尊い機会をいただいたことに感謝です。消息不明の方のお母さまからメールをいただきました。「６月２９日、長野駅にいた」との情報が入ったそうです。たくさんの祈りのお陰です。ありがとうございます。「むしろ、塩見様を訪ねるくらいの信念があったら」というお母さまのメッセージがこころに残りました。母は強し、と思ったのでした。ぼくの母も天国で「信念をもっと持て」とぼくに言っているかも、です・・・。いまも『半農半Ｘという生き方』を手にとってくださった方からメールをいただきます。いろんな人生がこの日本で同時進行しているのですね。今日、大学４回生からいただいたのですが、３回生で本に出会ったという彼女は「生きることって楽しいのかも…」と思ってくれたそうでうれしかったです。「生きることって楽しいのかも…」。そんな日本にしたいです。「生きることって楽しいのかも…」ってこと、みんなで伝道？していきましょう。明日は七夕。二十四節気の「小暑」です。ということで、里山的生活メイルニュース（５５号）の配信日。すてきな出会いに満ちた日になりますように。さてさて、今日のお土産のことばは・・・何をアウトプットしたか、それがエキサイティングか否か。それで評価してもらえばいい。若者や女性に起業をすすめる片岡勝さんのことば『すべては捨てることからはじまる』（メディアパル・２００１年より）生きることって楽しいねって思える日本にしていきましょう。今日も訪問くださり、ありがとうございました！世界がすてきな１日でありますように。

2004.07.06

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翼があれば

農家民泊「素のまんま」の芝原さんから電話があって、農泊体験をされた京大生とお出会いすることになりました。我が家から徒歩２分くらいのところにある市営バスのバス停「かじや」で待っていると３人の乗客が降り立ちました。旅人と近所のおばあちゃんと父と。京都交通から市営バスとなって、路線が存続（延命）されてきたけれど、もう時間の問題です・・・。『半農半Ｘという生き方』も読んでくれたという京大農学部のかわいい３回生と無事会えました。なぜだか今日はバス停前で待ち合わせ。ローカルなバス（４７０円）で訪れてくれる旅人を迎えるのも、なんだかいいもんです。里山ねっとの田舎暮らし情報センター（旧保健室）で１時間強、お話しました。なぜ京大の農学部だったのか、彼女の道（エックス）についてなど、たのしい話をいろいろ聞かせてくれました。昔、住んでいたところと彼女がいま住んでいるところが近かったので、「半径３キロ」の話をしてみたのです。余談ですが、「半径３キロ」というコンセプトはすごいチカラをもっています。××半径３キロ研究所、みんな設立しましょう！（××には各地名を入れてください）９月には、綾部へ調査研究で来てくれるそうでちょうど持っていた残部少の「つばさがはえるちず」をプレゼント。農家民泊体験も、これからの彼女の人生にとってすてきなインパクトになったようでうれしいです。旅人にエッセイを書かせるまち。しっかり頼みました。ＮＨＫＢＳに続いて、先週末、ＮＨＫの関西圏で芝原さんが紹介されて、今日も里山ねっと事務局には問い合わせがいっぱいあったようです。芝原さんのような人が、綾部に１０人いたらすごいなあってよくミーティングで話すのですが、「ポスト芝原さん」、早く探さなきゃ、です。学研のヘルシー生活応援マガジン『Ｂａｇｅｌ（ベーグル）』９月号の原稿にチャレンジ。８月７日発売なので、何を書こうかなっていろいろ思っていたのだけど、編集長からＯＫもらえるかな。さてさて、今日のお土産のことばは・・・根があるから戻ってこれる。翼があれば自由だ。（田口ランディさんのことば）農は根っこで、エックスは翼。よくばりだけど、２つがあれば強いねって思うのでした。今日も訪問くださり、ありがとうございました！世界がすてきな１日でありますように。

2004.07.05

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与える文化が１とするならば・・・

朝、メールチェックをすると、東京の方から、「息子が６月からいなくなって、綾部にうかがっていませんか」というメール。息子さんの部屋に『半農半Ｘという生き方』があったそうで、それでお母さんがメールをくださったのでした。２年前から、農業にあこがれていたとのこと。２５才、身長１８０cm、製薬会社勤務。心当たりがあれば、お返事をよろしくお願いいたしますというメールでした。心当たりはないのですが、他人事ではないようで、お母様にメールをさしあげました。家を出られて、もう１ヶ月が過ぎています。無事であること、早く連絡があることを祈っています。この日記を読まれていることはないと思うけれど、早く帰ってあげてください。他にどんな本があったのかわからないけれど、「彼の部屋を整理していましたら、塩見直紀様の本がありました」というお母様のメール文、心にしみました。今日は第１日曜日。ＮＰＯ法人「間伐材研究所」の定例活動日です。みんなで我が家の荒れ山へ向かいました。今日は風もあって、山の中は涼しく作業もしやすい日。日本の山の行方を想いつつ、みんなよく働きました。さてさて、今日のお土産のことばは・・・残念ながらわれわれの文化では与えることより、獲得することのほうに重きがおかれています（『あなたが与えたものが、あなたが受けとるもの』ジョン・ロジャー他著・VOICE・1997より）与える文化が１とするなら、獲得する文化は１００といいます。ぼくたちはほんとうにいっぱい獲得しようと、いまもしています。与える文化を２にする。それが簡単にできちゃう、すてきな仕組みづくり。めざしましょ。今日も訪問くださり、ありがとうございました！世界がすてきな１日でありますように。

2004.07.04

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ひとつの光に

これからきっと、このことがぼくの頭を悩ませるようになるんだろうなって問題があります。それは「柵（さく）」という新しい問題です。「奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき」そんな歌が百人一首にありますが、ぼくが住む里山の地でも、鹿の声がよく聞かれたり、見かけたり、畑の野菜を食べられたりすることが出てきています。今年は補助金も出て、たくさんの電気柵（夜間、電線に触れると電気が流れます）や網で田んぼが囲まれたりするようになりました。鹿だけでなく、イノシシもやってきます。守るために囲ったりするということ。「囲うということ」をどうとらえるか。ぼくなりの答えがないといけないのでした。囲ってきた時代から、開く時代へ。そんな変化がいまこの地球できっと進行しているのですが、どうしたらいいのかな。そんなことを考えながら、今日も２時間ほど田んぼで草取り。農家民泊の芝原さんがお住まいの地域はサルが５０頭も出るので、それはもっと大変です。今日は暑い中、つれあいと一緒に畑仕事。作業後のアイスクリームがおいしかったです。今日も小庭で夕食。暗くなってきて、今年初めてのランタンを点けました。４日（日）はＮＰＯ法人・間伐材研究所（綾部）の定例活動日。山仕事の日です。さてさて、今日のお土産のことばは・・・観光という字は、町に光を観ること。ぼくはその光のひとつになりたくてかやぶき職人になった。仕事に誇りを持っています。（美山在住のかやぶき職人・中野誠さんのことば（『ＢＩＳＩＳ』２０００年秋号・プレジデント社より）ひとつの光になっていきましょう！今日も訪問くださり、ありがとうございました！世界がすてきな１日でありますように。

2004.07.03

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１００の思索空間

あかり作家の大石さんと写真の受け渡しがあり、綾部の町家を活かしたカフェ＆ギャラリー「ぐう」さんに行ってきました。綾部にまた１つオススメのスポットが生まれたなあって感じです。以前、綾部市が市街地の町家と里山ゾーンにある古民家の調査をしたのですが、宝物がいっぱい眠っていることがわかりました。「ぐう」というスペースの誕生。ほんとうにうれしいことです。２１世紀は「ないものねだり」から「あるもの探し」の時代へ。あるものに光を当てたら、アイデア次第でとびっきりすてきな空間になるのですね。ギャラリー空間もあるので里山のアーティストさんの作品展もできます。お店紹介のハガキをもらって、まずは草編み作家さんに案内してみましょう。発表できる空間があるっていいなあ。こんなスペースを「宝物的空間」と呼びましょう。そんな空間が綾部に「１００」あれば、いいなあ。里山ねっと・あやべのウィークリーメッセージに書けそうなネタです。今夏、オープン３年目になる「棚田ハス園」が綾部の志賀郷地域にあるのですが、そこはなんと・・・１人の男性が人知れず、黙々と、５年という歳月をかけて、棚田をハス園にされていたのです。すばらしい思索空間。町がまるごとミュージアムという「フィールドミュージアム」という発想があるけれど、町がまるごと思索空間ってどうかな。綾部市社会福祉協議会の機関紙（７月下旬全戸配布）の原稿を入稿。いま考えれば、思索空間について書いたのでした。綾部の夕陽と人生と。今夜は小庭にテーブルを出して、夕ごはん。ああ、いいなあ。我が家の小さな庭もミニ思索空間です。食事後、ひなこは近所の子と、今年初めての花火を楽しみました。さてさて、今日のお土産のことばは・・・正しく強く生きるとは銀河系を自らの中に意識してこれに応じて行くことである。（宮澤賢治「農民芸術概論」より）大事なものを思い出していきましょう。今日も訪問くださり、ありがとうございました！世界がすてきな１日でありますように。

2004.07.02

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「ゆっくり」を提案します

たくさんのミッションにふれる日だったんだ。いまふとそう思いました。生きるってそういうことかもしれません。たくさんの人のエックスからエネルギーをわけてもらったり、交換したり。和知町の道の駅で開催中の「河北卓也ネパール写真展」へ立ち寄りました。今日が初日。世界のたからものがここにあるって感じです。里山ねっと・あやべのホームページ「人の宇宙」というコーナーで河北さんを取材予定だけど、まだできていないので、個展開催中がいいタイミングかも、と思いながら、京都へ。昔、住んでいた一乗寺の「恵文社」という表現系書店へ立ち寄りました。東京・府中の「カフェスロー」代表の吉岡淳さんの『カフェがつなぐ地域と世界～カフェスローへようこそ』（自然食通信社）など、ミッションにあふれる本に出会い、いろいろ買ってきました。恵文社。ほんとうにいい本屋です。ミッションあふれる京都精華大学の公開講座で環境ファッションマガジン『ソトコト』編集長の小黒一三さんの講演「ソトコトという可能性」を聴いてきました。いろいろインスパイアされてきました。創刊したとき、どれくらい続くだろうって思ってきたけど、今日まで続いてきたわけがよくわかりました。さすがです。つれあいのリクエストでこだわりの天然酵母のパン屋さん「パンドラディ」へ。こだわりの店主が使う卵は綾部の峰地さんのこだわりの卵。ミッションフル（造語です）な１日でした。昨夜から我が家は、七夕の飾りづくり。色紙であれこれ作っています。今夜は色紙１枚とハサミで誰がいちばんきれいな模様を作れるかコンテスト。折って、切って、開く。それだけなのに、こんなにすてきな模様になるなんて。みんなそれぞれの作品をほめ合って、満月前のすてきな月が出ている夜でした。さてさて、今日のお土産のことばは・・・出版、灯りグッズ、イベントなど、いいことと好きなことをつなぐ企業活動を通じて「ゆっくり」を提案します。スローな文化を育てるエコ・よろず集団（有）ゆっくり堂のコンセプト。「ゆっくり」の提案なんて、すてきな提案ですね！「提唱.com」にリストアップです！今日も訪問くださり、ありがとうございました！世界がすてきな１日でありますように。

2004.07.01

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