紙とペンがあれば・・・
祭りが終わったら横笛や特殊な鐘、太鼓は神社の宝物蔵にしまってしまいます。中学生時代に買った自分の横笛はみんな持っているのだけれど祭り以降、自分の意思で吹くことは余程好きでないとしないでしょう。市内のある村の笛衆は祭りが終わっても練習を重ねるということを最近知りました。それも横笛奏者を招いてとのことです。『半農半Xという生き方』で紹介した「バリ島モデル」のようで、いい感じですね。1度、この楽天ブログでも紹介したのですが、久しぶりにバリ島モデル、転載してみましょう。「バリ島モデル」(=作家・宮内勝典さんのメッセージです)僕が今ぼんやりと考えているのは、バリ島型の社会です。バリ島では朝早く水田で働いて、暑い昼は休憩して、夕方になるとそれぞれが芸術家に変身する。毎日、村の集会所に集まって、音楽や踊りを練習をする。あるいは、絵画や彫刻に精魂を傾ける。そして十日ごとに祭りがやってきて、それぞれの技を披露しあい、村人たちが集団トランスに入る。そして翌朝は水田で働き、夕方には芸術家になり、十日ごとに集団トランスに入る。村人一人一人が、農民であり、芸術家であり、神の近くにも行く。つまり一人一人が実存の全体をまるごと生きる。僕はこのバリ島モデルを、人類社会のモデルにすることはできないか、過去に戻るのではなく、未来社会に繋ぐことはできないか暗中模索しているところです。『ぼくらの智慧の果てるまで』(山尾三省+宮内勝典著・筑摩書房)より***バリ島モデルに出会ったには、1995年のことでもう10年になります。ぼくはいまも時折、読み返し、自分を鼓舞するのでした。笛衆のみんなも神の近くまでいくのでしょうね。祭りの感覚がいまもぼくの中に残っているようにきっと他のメンバーもそうなのでしょうね。フォークの神さま・岡林信康さんのコンサートがあります。岡林さんは1972年から76年まで、綾部市奥上林の、過疎の村の1軒家を買われ、田舎暮らしをされていました。82年、講談社から当時のことを書かれた本『岡林信康の村日記』という本が発刊されたのですがいま読んでもまったく古びていなく、たくさんのインスピレーションをいただけるいい本でした。復刻して、「綾部の精神的なお土産」としていくべきかもです。以下は綾部でのコンサートスケジュールです。日 時:11月17日(木)18:30~会 場:京都府中丹文化会館(綾部市)入場料:前売 自由席一般\3,000 高校生以下\2,000 当日 自由席一般\3,500 高校生以下\2,500●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・焼け野原でも紙とペンがあれば翌日から稼げる能力。(神田昌典さんのことば『仕事のヒント』フォレスト出版・2005)紙とペンがあれば・・・。ぼくたちはいっぱいそれを持っています。●今日のインスピレーションワード(keyword, concept, catchcopy…)・・・紙に落とすまず書いてみること(視覚化すること)は80対20の法則実践の第一歩『仕事が決定的に変わる80対20の法則』ポール・マクナーニ著・三笠書房 知的生き方文庫・2005)どんどん書いて、「見える化」していきましょう。たしかに80対20の法則実践の第一歩のようです。半農半X研究所 塩見 直紀 2005.10.20「X」=mission, calling, lifework, dream...───────────────────────────*研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────*ミッションサポート系メルマガ「半農半X的生活」(月刊) http://www.mag2.com/m/0000154759.html 登録くださるとうれしいです!次号は11月4日配信予定です バックナンバーはこちら───────────────────────────