「田も作り詩も作ろう」という町民憲法
「詩を作るより田を作れ」ということわざに出合って 田んぼや畑でいろいろ考えました。そうだなあ。でも、そうかなと。ことわざから派生した3つのことばがぼくのなかに生まれました。それが(A)田を作るより詩を作れ(B)詩も作るな 田も作るな (C)詩も作れ 田も作れの3つです。最近は機会があれば、講演でこの「詩と田」の話をしています。余談ですが、台湾でも好評でした。1月23日、甲府市内の講演会(パルシステム山梨主催)でもこの話をしました。参加くださった方の感想をまとめたアンケート集が担当の根岸さんから届き、拝読していたら私の住んでいる山梨県笛吹市八代町には旧町の時代、「田も作り詩も作ろう」という町民憲法があったと書かれて、びっくり。「八代 田も作り詩も作ろう」とかで検索してみると町に掲げられた看板の画像も出てきて興味深く拝見しました。「田も作り詩も作ろう」という町民憲法(憲章?)が生まれた背景など知りたくなりました。このブログをご覧の方で八代町史に詳しい方がおられたらぜひお教えください。ぼくも調べてみたいと思います。「田も作り詩も作ろう」が町民憲法(憲章?)。いいですね!笛吹市はとっても美しいまちだそうです。いつか歩いてみたいですね。書いてくださった方、アンケート集計という細かい作業をしてくださったパルシステム山梨の根岸さん、ありがとうございました!うれしいギフトに感謝です!「田も作り詩も作ろう」に近いことばだとぼくは思っているのですが、「文藝春秋」3月号の特集「ひとを動かす言葉の力」で土光敏夫さんのことば「思想は高く、暮らしは低く」が載っていました。調べてみたら、土光さんのお母様が「社会は豊かに 個人は質素に」ということばが好きで、土光さんがそのことばに「思想は高く 暮らしは低く」をつけたとのこと。土光さんは「社会は豊かに 個人は質素に 思想は高く 暮らしは低く」を信条とされました。連歌のような、お母様とのことばのコラボ、すてきですね。「思想は高く 暮らしは低く」といえば、ワーズワースには、「Plain Living, High Thinking」ということばがあるようです。このあたりも調べてみると面白そうです。「田も作り詩も作ろう」と「社会は豊かに 個人は質素に 思想は高く 暮らしは低く」。ことばによるビジョンや方向性の提示。ぼくはそんなことに関心があるようです。●半農半Xをお話しする予定2010(※は非公開) ・02月19日(京都)=NPO法人SCCJ 京都研究会・02月24日(東京)=講座(NPO法人 夜) ・03月02日(神戸)=神戸大学フォーラム(対談ほか) ・03月04日(愛媛・今治)=今治市有機農業推進セミナー=愛媛初! ・03月07日(綾部)=交流ツアー※・03月23日(静岡・?)・03月28日(京都)=企業公開講座・05月30日(東京?)・06月10日(京都)=大学講座(ふるさと論)・07月10~12日(綾部)=綾部ツアーfrom東京※ ・08月07日(京都)=芸術大学特別講座 ・08月19日(綾部)=研修※ など●訪問くださったみなさまへの 今日のお土産(エックス・ミッション系)のことば・・・どんな仕事でも、あなたがやっていかなければならないのはあなたが信じることを、他人に伝えていくことです。『なぜ春はこない?』来夢監修・神田昌典著・実業之日本社・2003より)●今日のインスピレーションワード(キーワード、コンセプト、キャッチフレーズ…)・・・世界はもっとつなげられる。mixiのキャッチコピー(?)訪問くださり、尊尊我無です。今日も明日もすてきな1日でありますように。───────────────────────────【ニューコンセプト&スローレボリューション】半農半X研究所 塩見 直紀(京都・綾部) 2010.02.12「X(エックス)」=天職、使命、ミッション、天命、天の仕事、志、夢、ライフワーク、テーマ、生きがい、役割・・・───────────────────────────塩見直紀ホームページ