君ができる限り~As long as ever you can~
イギリスの神学者・ジョン・ウェズリーのことばに「君ができる限り~As long as ever you can~」というすばらしいメッセージがあります。今日の「inspire365」で携帯にお届けしたものですがブログでも紹介しましょう。君ができる限り ―― ジョン・ウェズリー君ができるすべての善を行え、君ができるすべての手段で、君ができるすべての方法で、君ができるすべての場所で、君ができるすべての時に、君ができるすべての人に、君ができる限り。Do all the good you can,By all the means you can,In all the ways you can,At all the places you can,To all the people you can,As long as ever you can.(谷沢永一編著「名言の智恵 人生の智恵」より原書:ジョン・ウェズリー『行動の基準』)ぼくができることは何だろう。気づきを活字化する。可視言語化する。自分にとってはこれもジョン・ウェズリーのいう1つかなと思っています。想いをまとめること、クリスタライズ(結晶化)すること。「半農半Xデザインブックが刷りあがりました」とお隣のまちにある大内紙器印刷、アシストの相根良孝さんから連絡が入りました。「半農半Xデザインブック」をデザインをしてくださったのは『半農半Xという生き方』や『綾部発 半農半Xな人生の歩き方88』に登場いただいている相根さんです。相根さんは20代のころ、音楽でメジャーデビューをすることが決まっていたのですが神さまのいたずらか、できなくなってしまいました。ライブのチケットやチラシなど制作するなかでデザインに関心を持つようになりデジタルアーティストとして花開かせ、会社ではデザイナー、個人としても活動、絵を提供されたり、個展をされています。相根さんにデザインしていただいたおかげで「半農半Xデザインブック」はよい作品となりました。今回は追刷なので、プロフィールを追加修正し、奥付をさわったくらいですがまた何か一緒に作れたらと思っています。「アートとは世界という素材から未知の<驚き>を切り取ってくる営みである」(大阪府立大教授・森岡正博さんのことば)このことばのように驚きを世界素材から新編集できたらいいですね。今日は1日遅れの里山ねっと・あやべの定例ミーティング。綾部里山交流大学の専門コースの1つである「はじめての人のための里山情報発信学講座」も1か月後となってきました。11月27日(土)~28日(日)、1泊2日で情報発信について学んでいただくものです。 塩見流の情報発信についてもお話させていただきます。詳細 里山ねっと・あやべホームページ「半農半Xな絵本100」もほんとうにカウントダウンです。今年の7月21日から始めたのでちょうど3か月ですね。今日を含めて、残り8冊。93冊目の絵本は、加古里子作・絵のロングセラー絵本『だるまちゃんとてんぐちゃん』(福音館書店、1967)です。絵本と言えば、やはりこれですね。発行年もぼくが生まれたころです。(1965年生まれ)でも、この本がどうして半農半Xなのか。93冊目でやっと理由づけができました。キーワードは「工夫(くふう)」です。ぼくが「工夫」ということばを意識するようになってもう何年か経っていますがこの本の影響も大きいのではないかと思います。その本とは宮崎を観光地として有名にした人、「観光宮崎の父」と呼ばれた岩切章太郎氏の自叙伝『心配するな工夫せよ 岩切章太郎翁半生を語る』(鉱脈社、2004)です。日本の観光の哲学を築いたといわれる岩切さんの心配するな工夫せよというメッセージは家計のやりくりから、レアアースのことまでカバーできるコンセプトではないかと思います。日本発の21世紀のキーワードを3つあげるなら「感謝、謙虚、工夫」の3Kかも。さてさて、工夫の観点から『だるまちゃんとてんぐちゃん』を読んでみると・・・。あらためて、この絵本のストーリーをあげてみると**「だるまちゃん」は、友だちの「てんぐちゃん」のうちわや帽子などちょっと変わった持ち物が欲しくてたまらない。お父さんの持ってきてくれるものには納得がいかず、自分で工夫しながら手に入れていくだるまちゃん。最後には、てんぐちゃんの長い鼻が欲しくなってしまうのだが…。 **大好きな友だちの持っているものと同じものが欲しくなる。親が「これはどう?」といろいろ出してくれるけどなんだかちょっと違います。だるまちゃんは考えます。そして、いいことを思いつくのでした。半農半Xとは工夫。地元学のキャッチフレーズ「ないものねだり」から「あるもの探し」への時代です。そして、既存のものと既存のものを組み合わせ、工夫し、「ないもの」を創っていく。僕たちはすでにいっぱい持っている。「恵み感受性」を高めていきたいですね。「メモ銀行」とはインスピレーション財を蓄える金利なし、出入金自由のミッションサポート系の思索バンクです。以下は最新の「メモ銀行」その497です(敬称略)●「あなたが一番強調したいことは、こういうことですよね」 「こんなことを目指しているんですよね」など、 言葉にして確認してみることをおすすめします。(佐藤可士和)●(言葉で)カメラのピントを徐々に合わせていくような感じ●「仮説」をぶつけ合ってみることで、 お互いが感じているイメージを近づける。●思わぬ問いかけが相手の殻を打ち破る場合もありますから、 僕はむしろ狙って大胆な仮説をぶつけるようにしています。●大胆かつ丁寧にキャッチボールを繰り返していく●頭の中の考えや思いを正確に言葉にするのは、 非常に難しいこと→成功者はみなできているという仮説●考えていることや日々の気持ちを言語化して書き出す習慣をつける●言語化していく訓練を続ける●「エリア・コンセプト・嗜好」を絞る●問題の核心に辿り着くことと言語化と仮説提示と●ポイントは、気持ちをこまめにアウトプットすることです。●可視化したい内なる気持ち●自分の気持ちや考えを整理したいという欲求●日本ならではの伝統的な表現方法のひとつに“見立て”があります。●見立て=“あるものを別の何かになぞらえて見る”という手法以上もうすぐ500です!●半農半Xデザインスクール(綾部)・10月23日(土)~24日(日)=年内最後の予定です。●半農半Xカレッジ東京をカフェスロー(国分寺)でおこないます。・11月6日(土)11~15時まで→詳細●11月20日(土)~21日(日)、Celebration of Oneness 2010 いのちの響宴 in 綾部が母校・旧豊里西小学校で開催されます。●綾部里山交流大学@京都・綾部 「はじめての人のための里山情報発信学講座」 とき:11月27日(土)~28日(日)=1泊2日 会場:旧豊里西小学校(99年に閉校となった母校です)= 綾部市里山交流研修センター 主催:NPO法人 里山ねっと・あやべ詳細 里山ねっと・あやべホームページ●半農半Xをお話しする予定2010~(※は非公開、★は半農半X研究所主催) ・10月23日~24日(綾部)=半農半Xデザインスクール★・10月26日(綾部)=農業講座※・11月03日(姫路)=ひょうごの在来種保存会 秋の講演会@兵庫県立大・11月06日(東京・国分寺)=半農半Xカレッジ東京@カフェスロー★・11月07日(東京)=なりわい創造塾(NPO法人共存の森ネットワーク)※ ・11月13日~14日(大阪・万博公園)= WorldShift Osaka 出番は14日の12:55~で、ワークショップを2日間内で数回おこないます。・11月20日~21日(綾部)=Celebration of Oneness 2010 いのちの響宴(うさとジャパン主催)・11月27日~28日(綾部)=綾部里山交流大学(里山情報発信学講座)・12月04日(綾部)=同志社大学大学院※・12月05日(大阪)=半農半X版 就職しないで生きるには★・12月08日(兵庫・宍粟)・01月18日(京都)=大学・02月20日(大阪)=グリーンラボ など●訪問くださったみなさまへの 今日のお土産(エックス・ミッション系)のことば・・・平凡な教師は言って聞かせる。 よい教師は説明する。 優秀な教師はやってみせる。 しかし最高の教師は子どもの心に火をつける。 ウィリアム・ウォード(教育学者)●今日のインスピレーションワード(キーワード、コンセプト、キャッチフレーズ…)・・・『松岡正剛の書棚~松丸本舗の挑戦』(中央公論新社、2010)浜野安宏さん、谷口正和さん、そして松岡正剛さん。ぼくが学んできたコンセプターはなぜだかみんな京都市生まれです。京都とコンセプトと。何かあるのかな。訪問くださり、尊尊我無です。今日も明日もすてきな1日でありますように。───────────────────────────【ニューコンセプト&スローレボリューション】半農半X研究所 塩見 直紀(京都・綾部) 2010.10.21「X(エックス)」=天職、使命、ミッション、天命、天の仕事、志、夢、ライフワーク、テーマ、生きがい、役割・・・───────────────────────────塩見直紀ホームページ