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3年生の公民で「政治」についてやっていたら、
「あっ、ユデガエル現象のことを話そう」とふと思いました。 授業中って、そんなことがいろいろ湧いてきたりもします。 ユデガエル現象。 よく環境問題の事例ででてきます。 熱いお湯が入った鍋に投げ込まれても、 カエルは必死に脱出できますが、 水の中にいる状態で、ゆっくり煮込まれたカエルは 状況の変化に気づかず、茹でられ、死んでしまう。 いま、政治に対して、さまざまなことに対して、 多くのひとは無気力・無関心になっていますと話したあと、 このたとえ話をしました。 こういう話ってみんな好きなようです。 キリスト教も仏教もたとえ話が多いといいますが、 「たとえ話の力」ってすごいです。 こころに残るのですね。 たとえ話をもう1つしました。 夏の夜、あかりを消し、ある人が寝ていたら、 1匹の蚊(か)が飛んできた。 人間に対し、蚊はとっても小さいけれど、 蚊は僕たちを起こす力があります。 世界を呼び覚ます力。 僕たちにもきっとそれはあるんですね。 いつかどこかでふとこの話を思い出してくれたら うれしいです。 3年生の授業がすべて終わりました。 クラスの全員のメッセージ入りの色紙を最後に プレゼントしてくれました。びっくりです。 僕は図書部長クンに『半農半Xという生き方』を 贈りました。 さてさて、今日のことばは・・・ 自分を非力だと思う人は暗闇の部屋で寝ているとき、 1匹の蚊に出会ったことがない人だろう。 ときどき蚊とり線香やキンチョールで反撃されるけど、 食いついていきましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2003.10.31 18:44:35
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