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カテゴリ:ロルフィング
ロルファーとしていちばん身につけなければならないことは何か。 知識や手技も大切なのですが、それと同じくらい、あるいはもっと大切なこととして、自分のからだを感じる能力があります。
たとえば、肩こりに悩むクライアントさんの肩をゆるめたいと思ったら、まずは自分の肩が持っている緊張に気づいて、それをゆるめた状態で施術する必要があります。背筋をすっと伸ばしてあげたい、と思ったら、まずは自分の背筋をできるだけしなやかにしておく必要があります。施術者のからだの状態は、施術を受ける人に自然と伝わっていくからです。 また、自分のからだで感じて理解していると、他人のからだを見る目もより養われていきます。 なので、ロルファーにとっては、自分のからだを感じるエクササイズも大切な訓練のひとつです。そこで、一週間のあいだ、ほぼ毎朝20分間、フランスのロルフィング講師、ウベア・ゴダールが考案したエクササイズを紹介させてもらいました。 もともとは、3年前にライエルから教わったエクササイズ。それ以後、ウベアから何度か直接学んだり、自分でクラスを教えて練習を繰り返したりしてはきたものの、師の前でクラスを教えるのはやはり緊張します。 「最善をつくすしかないや」と思い切ってやりましたが(どきどきしながらも)、1週間が終わってライエルから「ここまで成長していて、すごく感銘を受けましたよ。もしあなたが望むなら、将来はとてもよいムーブメント講師になれると思いますよ」と、思いがけない言葉をもらい、うれしいのを通り越して恐縮してしまいました。ともかく、クラスの役に立ててよかったです。 来週からは、ジム・アッシャー先生が、いよいよロルフィングの10シリーズを教えてくれます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.12 23:21:32
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