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以前よしもとばななさんの小説で、吉野のお山に咲きほこる桜を見る場面を読んで、以来ずっと行きたいと思っていたのです。 本田直之さんの本で「旅行の予約は早めにしよう」という記述を読んで「そのとおりだよな」と思っていたにもかかわらず、当日まで宿が決まらず、ワークショップのお昼休みに、まわりのみんなに心配されながらあちこちに電話をかけて空きを探すていたらくになってしまいました。 幸い、1件、民宿に空きがあったのですが、桜の季節ということで料金は1人1万円。高いな~、とちゅうちょしていると、「お夕飯の時間に間に合わないようですから、そのぶんお値引きしますよ」と。 「ほ、ほんとですか。ありがとうございます。それで、おいくらになりますか?」 「それはちょっとわからないですけど」 「・・・・・」 ほかの宿を探す時間もないし、とりあえず行っちゃえ、7000円くらいにしてくれるとうれしいな、と思いながら、ワークショップが終わった夕方、吉野に向かいました。 駅弁をほおばりながら2時間ほど電車にのって吉野神宮駅に着き、民宿の人が手配してくれたタクシーで宿に。あたりはまっくらでしたが、曲がりくねった道のところどころで桜の木がライトアップされていて、全体像はわからないものの吉野気分が盛り上がってきました。 その日はお風呂に入って、ウォレスに「今日の旅行のばたばたした様子をみて、また君のことがよく分かった気がする」とか言われながら、ふかふかの布団で休みました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.16 21:33:13
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