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二人の希望は、都心からあまり離れていなくて、緑がゆたかで、ゆったりできて、できれば温泉のあるところ。 前日にガイドブックを何冊も調べ、藤野を選びました。 中央線快速で高尾まで行き、普通電車に乗り換え。高尾を離れたとたん、おとぎばなしに出てくるような、たおやかな山並みが窓から見えてきました。 とたんに、からだがふーーっとゆるんでいきます。表情もゆるんで、あまりの変化にカリンに笑われるくらい。ああ、こういうところに来たかったんだなあ、と気づかされました。 緑と水の豊かな藤野は、町ぐるみで芸術にとりくんでいます。町のそこかしこに、藤野在住のアーティストたちによるオブジェがかざられ、泊りがけでアート・ワークショップのできる「芸術の家」もあります。 全国に数校しかないシュタイナー教育の学校があり、もちろんオーガニックのレストランも。温泉は2箇所あって、どちらも源泉かけ流し。 春の山並みと渓流をながめながらてくてくと2時間半ほど歩き、温泉へ。あまりの心地よさに、「いつか藤野に引っ越そうか」とウォレスと相談してると、「それはいい。そうすればまた僕たちもあそびにこれるし」とケビン。 だいたいはウォレスはケビンと、私はカリンと二人組みになって、ボディワークのことや夫婦間のコミュニケーションのとり方など、いろんな話をしました。 年齢や経験の差にもかかわらず、とっても親密であたたかな空気の流れる、至福の1日でした。しょっちゅう会えなくても、こんなふうに気持ちの通い合える友人が地球上にいると思うと、ふっくらした気持ちになります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.25 18:18:24
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