神戸の春の風物詩・・・いかなごのくぎ煮。
震災のあった年くらいから、ウチの母は本格的に炊くようになりました。
震災の時に物資を送ってくれた親戚へのお礼として作り始めたくぎ煮は、
今ではもう、この季節でのお約束・・・って感じです。
その旬のくぎ煮の初煮を、昨日父がウチへ持ってきてくれたので、早速食べてみました。
ん~~~
やっぱり母の味は、私はすごく好き。
職場などでもくぎ煮のおすそ分けをいただく事はありますが、
なんとなく口に合わない。
召し上がったことのない方に味をひと言で説明をしますと・・・小魚の甘辛生姜煮です。
くぎ煮といわれている理由は、新鮮なイカナゴを煮立ったしょうゆ、砂糖、酒、
しょうがの液に入れると、熱で折れクギのようになって煮えるからだそうです。
私は そのくぎ煮を、炊き立てご飯にのせて食べる方法が一番好き!
あと、すりおろした山芋の中であえて一品にしたり、かき揚げにしたり・・・
いろんな方法で食しています。
でも・・・もっぱら食べるだけなんですよね。。。。
作ろうにも、母の味にはかなわないと思うので、もう少し大人になったら!?
教えてもらいたいと思っています。