simpleな部屋

私と主人との出会いは、インターネットでした。

これを世間(周り)の人に話すと、「出会い系サイトで知り合ったんちゃうん？？」

って何度も誤解されますが、決して出会い系でであったわけではありません。

その頃、メーリングリストというのが流行り出した頃で、

プロバイダが運営しているメーリングリストにふたりとも入っていました。

私はプロバイダのアドレスなので、何かあっても身分がわかりやすいなと思って

入会していました。

主人も同じような理由だったか・・・は知りませんが(笑)

そのメーリングリストで、私が主人の個人アドレスにメールを送ってしまったのが

そもそもの出会いのきっかけ。

本名も、住む所も何も知らない相手と何を話す事があるのか？と思いますが、

その頃、主人は好きな人がいて、その人と付き合いたいと思っていて、

女性である私にいろんな意見を聞きたくて、その相談を受けていました。

本当に全く知らない相手なので、どんな人なのかもさっぱりわからず･･･

当てにならない意見を言っていたかもしれませんね。

で、告白したらしいですが、振られて･･･

それから、もっともっとお互いに自分のことも話すようになりました。

当時、私は神戸に、主人は千葉に住んでいたので、会うこともないだろうな～

と思っていたところ、主人の実家は大阪で、たまたま転勤で千葉に居たという事。

夏に実家に帰る予定があるから、会おうということになりました。

そこまでの時間は約１０ヶ月。

その頃には携帯も教えあって、電話でしゃべりはしていましたが、

写メ機能なんてなかったし、お互いデジカメも持っていなかったので、顔も見た事なく。

初めて会ったときは、お互いの服装を知らせて、

たくさんの人がいる新幹線の駅のホームで、何故かお互いにすぐにわかりました。

服装通りだったからか、勘なのかわかりませんが(笑)

で、それから付き合うようになりました。

後から知ったんですが、当日、実家に帰ることなく･･･

実家に帰るというのはウソだったそうです。

付き合いだして２ヶ月目、私が千葉の主人の家までひとりで行った時の事・・・

大阪の実家から届いていた宅急便の差出人欄に、私の名前と同じ名前がありました。

めちゃくちゃ驚きましたが、主人に聞くとそれは主人のお母さんの名前。

だって、楓ですよ？

そんなにめったにいる名前じゃないんですから。。。

どうして言ってくれなかったの？？って主人に後で問い詰めちゃいました。

結果的に主人と結婚して、楓がふたりになった○○家。

お義母さんと同居は絶対に出来ません！

電話や郵便物がどちらの楓宛だかわからずややこしくなるから･･･

って理由だけですが(笑)

本当に本当に主人とは不思議な出会いでした。

こんな出会いって、もうないだろうな～　あったら大変！だけどd(^-^)ネ!