時間ですよ

はい、こんばんは。

『私はあなたの父親ですよ』の時間です。

今日の風呂での事。

今日は、梨遠さんと志奈さん２人とも私と一緒にお風呂に入りました。

先に梨遠さんと一緒に風呂に入っており

その後に志奈さんも入ってきました。

　　　　そして

事件は起こりました。

　　　　((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

今日は、私と梨遠さんは髪を洗うのはやめて湯船に浸かるだけにしようと、
梨遠さんにヘアバンドを装着し、私も・・・

『あっ、ヘアバンド今これしかないやん』

ですので、私は頭にタオルを巻きました。

そう・・・
これが、事件の始まりでした。

そして

志奈さんがお風呂に入ってきました。

？？

なんだか様子がおかしい。

ご機嫌ナナメかしらん

志奈さん、笑いません。
むしろ、なんだか怯えてます。

一体なぜ。

謎は深まるばかりです。

湯船に浸かる前に軽く体を洗おうと、シャワーをかけたときに
志奈さん、大号泣です。

『ｳｷﾞｬｧあぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁ”～～～』

シャワーの温度も適温だしさっぱり意味がわかりませんでしたが

一瞬志奈さんと目が合った時に

志奈さんの目を見て、すぐに分かりました。

『あっ、私をﾊﾟﾊﾟと気づいていない、知らない人だと勘違いしてる』・・・と。

しかし、なぜ？

はっと気づきました。

そうですね。みなさん、もうお気づきですね。

そうなんです。タオルです。

どうやら、私が頭にタオルを巻いていたせいで、
ﾊﾟﾊﾟに見えなかったようです。

んな、アホな。

って、言いたいところですね。

だって、普通に考えたら

風呂に行ったら、知らないおじさんがいた。
なんて、ありえませんね。

でも、志奈さんには、そう感じたようです。

ですので、私はすぐさまタオルをはずして

『ﾊﾟﾊﾟだよ～』と必死で気づかせます。

すると、志奈さん。

「ハッ」と、私がﾊﾟﾊﾟだったと、気づいたようです。

そして、いつもの笑顔がすぐに戻ってきました。

その後は、いつもの志奈さんでした。

こんな事があるんですね。

ただ、風呂からでた後の志奈さんは
いつも以上に、やけに私にベタベタしてきます。

・・・そう

まるで、『気づかなくてゴメンネ・・・』

と言っているかのようでした。


　　－おしまいー