カテゴリ:本読まんとあほになるぞ
良書です。
1967年から読み続けられているという、社会人類学の本。
最初の方はとても読みにくいというか、しちめんどくさいと言うか、 頑張って読み進めましょう。 ABの関係がCDで……みたいな図式が出てきたら、 そんなの言われんでもワカットルという人が大半でしょうから、飛ばしましょうw 著者の中根千枝さんは、女性初の東大教授だってさ(by Wiki) (1926年生まれの人が初の女性東大教授って、東大ってのは、よっぽど男性の世界なんだなぁと思った) 日本社会の諸現象に言及できる、応用のとても利く広い読み物です。 現象説明の一辺倒かと思いきや、ところどころに作者の思いっぽいのも入っていて、 それはそれで「人間の書いたもの」で好感が持てました(そうじゃない人もいるでしょう)。 ただ、何かの指針を教えてくれる本ではありません。 読んで自分で考えましょう。 だから、論文とかへの引用はすごくしやすい本。 手元にあると、文章を書くとき重宝しそうだなぁ。 ま、会社で借りた本だから手元にはないけど…… 何度も繰り返し読んで役に立つ本です。 オススメ度: ★★★★☆ 書名: タテ社会の人間関係 著者名: 中根千枝 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.12.12 18:04:10
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