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今日は、女はなぜキャバクラ嬢になりたいのか?を紹介します。
【内容情報】(「BOOK」データベースより) 本書では、全国規模のアンケート調査と50人のキャバクラ嬢および その予備軍へのインタビューを通して、現代日本の女子たちの意識に 迫りたい。いわば、これは下流社会の事例研究である。 【目次】(「BOOK」データベースより) 第1章 キャバクラ嬢になりたいのはこんな女子 15~22歳の女子の2割がキャバクラ嬢になりたい! 人気職業ベスト3は、女優・モデル、ミュージシャン、タレントなど芸能系 好きなことを仕事にしたいのは下流化か? 第2章 キャバクラ嬢の好みと生活 キャバクラ嬢の出身地-女の子たちは北からやってくる キャバクラ嬢になった理由-給料アップや学費のため 将来キャバクラ嬢になりたい理由-家庭や学校に居場所がない 第3章 キャバクラ嬢になりたい女子はなぜ増えたのか? キャバクラ嬢になりたい女子増加の基礎はギャル文化の拡大 性意識の解放の影響 バブル崩壊の影響 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 三浦展(ミウラアツシ) 1958年生まれ。’82年一橋大学社会学部卒業。(株)パルコ入社。 マーケティング情報誌『アクロス』編集長を経て三菱総合研究所入社。 ’99年、カルチャースタディーズ研究所設立。団塊ジュニア、 団塊世代などのマーケティングを行うかたわら、格差、家族、若者などを研究 柳内圭雄(ヤマウチタマオ) 1971年生まれ。(株)バイデンハウス代表取締役。 大学在学中から学生ベンチャーに参画。 ティーン層のマーケティングに携わり、携帯電話、化粧品、 家庭用ゲーム機のコンサルティング、商品開発を行う。 2006年より現職。若者のホンネを引き出すリサーチ、 クチコミを生みだすプロモーションを得意とする。 レビュー投稿 キャバクラからみた日本社会を見ることができます。 なぜ?キャバクラが増えたのか? 増えた理由は個人の原因なのか、日本社会に原因があるのか? などのキャバクラから日本社会について考えることができます。 キャバクラを違う視点から見てみたい方にオススメします。 感想 キャバクラに興味があったので購入しました。 別に毎月何回も行っているわけではないですが(;´Д`) 本書に書かれている内容で一番気になったのは、、 キャバクラ嬢になった子にアンケート結果で、 キャバクラ嬢になりたい子は、承認欲求が強いということを知った。 彼女たちは、満たされていないんでしょうね(;´Д`) 本書を読んでいると、人生で人から承認された経験が少ないのが原因だと思った。 こういう子は、学校では、勉強や部活ができない子(ぱっとしない)が、 承認を受けることあまり出来ずに学校を卒業。 勉強や部活が出来ないから大学などにも進学できず、 就職しようにも高卒では、安定した就職先がなく 高額報酬を受けられるキャバクラ嬢になるんだなと思った。 そして、キャバクラ嬢になって給料をもらうようになると 自分の出来なかったことをやろうとがんばるようになるのかな(´・ω・`) マズローの欲求で考えると Level.1 生理的欲求 Level.2 安全の欲求 Level.3 社会的欲求 Level.4 自尊欲求 Level.5 自己実現の欲求 学生時代は、社会的欲求が満たされていない。 学校を卒業しても働く場所がない。 高額報酬がもらえるキャバクラ嬢になる。 キャバクラ嬢になると、お客さんから指名されるなどして 自尊欲求が満たされるので、自己実現に向けてがんばろうとする。 これが、一連の流れではないかと思った(´・ω・`) 本書は、キャバラクを違う視点から考察している本です。 違う視点から見てみたい人にオススメします。
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Last updated
2011.05.07 08:01:26
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