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手紙を出して2日後、速達が届きました。差出人は元亭主です。
たった一言「公正証書作成に同意します」と書かれていました。 元亭主としても「早くこの問題から解放されたい」と思っていたところへ、公正証書の提案は好都合だったのかもしれません。 審判になれば、裁判所で只野氏と鉢合わせするかもしれない、という怯えもあったと思います。只野氏の名前を使わせてもらったのは正解でした。してやったりです。 さて、次はどのようにして公正証書を作るか、です。 私自身、公正証書を実際に見たこともなければ、作成したこともありません。公証人役場がどこにあるのかすら知りません。 しかし、養育費の取り決めを公正証書で残すという話はよく聞くことです。ならば雛形が公証人役場にあるのではないか。そう考え、最寄りの役場に電話してみました。 「うーん、雛形というのはないですね。とりあえず相談に一度いらっしゃい」 雛形がないということは、公証人のアドバイスがあるにせよ、自分で草案(?)を作らなければならないのでしょう。素人の私が作成するよりは、経験豊かなプロにお願いしたほうが安全・確実ではないか。そう考え、相談に行くのはやめておきました。 それに、公正証書作成には当事者が公証人役場に赴いて判を押さなければならないのですが、裁判所で私から逃げるように立ち去った元亭主がそれをするとは思えません。私も顔を合わせたくはなかったので、相手の代理人も務めてくれる人にお願いしたいと考えました。 公的書類作成のプロといえば、弁護士と行政書士です。ではどっちに依頼するべきか。一番気になるのは費用です。無料相談でお世話になった弁護士の所属する事務所へ電話して、公正証書作成の費用をたずねました。 「10万円から、というところでしょうね」 この「から」が曲者です。10万円かあ。今の私にはちょっと痛い出費だわ。 次に代理人を兼ねてくれるかどうかについては 「依頼者以外の代理人を務めることはできません」 ということは、弁護士には私の代理人として公証人役場に行き、元亭主と公正証書を取り交わしてもらうことになります。でもそこまでお願いした場合、10万円では収まらないでしょう。 次に行政書士に費用と代理人の件を尋ねることにしました。しかし、行政書士と言っても一体誰に依頼すればよいのかわかりません。 インターネットで検索してみると、東京都行政書士会のページ(http://www.tokyo-gyosei.or.jp/ )にたどり着きました。そしてその中にある問い合わせ番号へ電話をして、行政書士を紹介してくれるよう相談してみました。 「そういう問題だとやっぱり女性の行政書士がいいでしょ? 千代田区にいい先生がいますから、そこに電話してごらんなさい」 紹介された行政書士に尋ねたところ、費用は5万円以内。代理人も務めてもらえるということです。私はこの人に公正証書の作成をお願いすることにしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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