中学3年の息子。
自衛隊高等工科学校に合格して、行く予定をし、中期公立高校の入学試験を受験しないことに決めた。
しかしその後、自衛隊高等工科学校では手当が出るのがわかっているので、今まで、節約に心掛けてきた家族の状況で、節約できるものを、急に「俺のお金。」と言い出す。
生活費を親に依存しながら、自分のお金の権利を主張しだすというのは、かなり傲慢な言い草だ。
最近、受験で忙しいということもあり、態度に問題があると、何度か思ったけれど、ここまで言われると、親として黙っているわけにもいかない。
「いつ態度を改めるか待っていたけれど、その態度は傲慢すぎる。このまま、親として、外へ出すわけにはいかない。家にいてもらって、徹底的に、考えや態度をきちんと直してもらう。公立の中期試験が間に合わないなら、定時制を受験しなさい。それも無理なら、この家から働きに出てもらう。」
と宣言した。
受験で忙しいのを言い訳に、いろいろなことをおざなりにしていき、受験が終わっても、もとに戻すことはなく、そのまま、やりたい放題。そしてこの傲慢な発言。
わずかなこと、と思うかもしれないが、こういうところから、基盤が崩れていくのだと思う。
きちんとするというのなら、20日までに、今までやると言ってやらずに放置していたことを仕上げ、親を説得すること。16日までに、8割方で来ていなければ、話にならないので、辞退するということにすると息子に伝える。
結局自体ということになれば、彼は、中卒になり、自衛隊高等工科学校に入学するのとは違う人生を歩むことになるだろう。
親としては、子供のために自衛隊高等工科学校にとりあえずはいるほうがいいと考える人が多数であろう。
しかしここは、長い将来を見たとき、ここでいい加減な対処をすることで、放置するのがよいとは思えない。
どんな問題のある人でも、赤ちゃんの時から問題を抱えている人はいるはずがない。
道を外れていくとき、があるはずだ。少しなら、すぐに戻れる。しかしそれを放置していれば、いずれ取り戻せなくなる。
親として、道を外れていく、と思ったとき、厳しい態度で、望まなければいけないと考える。