テーマ:舞台全般(173)
カテゴリ:Performance
まったくノーチェックだったのですが、Bunkamuraオーチャードホールへ誘われていってきました。 台本:ウォン・スーザイ 芸術監督・演出:松本重孝 演出・振付:ジャオ・ミン 作曲:服部隆之 歌:森山良子 出演:チェン・ファンユアン/ソン・ジエ/上海青年舞踏団 という感じですが、 音楽以外当然予備知識もなく「どうせ京劇ぽいのを現代風にアレンジしたものだろう」と高をくくっていました。 日中共同制作だからなのかもしれないですね。 予想に反し、ダンススタイルはところどころにアジアテイストを残しつつも、 まったく古くささを感じさせない華麗なものでした。 また、衣装もとても素敵できらびやか… 逆に言うとダンスには不向きな重装備。 良くあれだけの舞をしながら衣服に絡みつかないものだと感心しました。 歩くだけでも躓きそう。 ストーリーはとてもシンプル。 栄耀栄華に溺れる唐代の玄宗皇帝と楊貴妃の繁栄から没落を描いている。 その2人に唐代の大詩人・李白と遣唐使・安倍仲麻呂 そして、阿倍仲麻呂の姪として架空の人物・謝阿美(しゅあみ)が時代の流れとともに巻き込まれていく。 個人的には愛憎劇もエッセンスとして入れて欲しかったかな。 舞劇と付くだけあってセリフや歌は一切なし、すべてダンスのみで表現されている。 字幕とラストに森山良子の歌が入ってはいるが。 今回は誘われるままに行ったものの、演出・振付のジャオ・ミンの才能には興味を魅かれました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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