塩谷哲プロデュース《 Saltish Night Vol.XI 》
♪3人目のゲストは今回の塩夜のメインとも言える今井美樹の登場です。
今井美樹を目当てのお客さんも多いかも知れませんね。
いや、お客さんよりも今井美樹を待ち焦がれている人が1人いるな・・・根本要(;´▽`A``
軽く紹介の後M08「年下の水夫」SALTさんと今井美樹とのはじめての直接の共演がアルバム「Milestone」だそうです。
そして来年リリースされるニューアルバム「I Love a Piano」参加と言うことでした。
ここで今井美樹の大ボケにびっくり!!
このニューアルバムの最後の1曲を塩谷さんにお願いしたい。
とても難しい曲なのでそれができなければ次回に回そうかと考え悩んでいたこと。
その時に「塩谷さんさんのピアノで是非!」と言う場面で
「塩谷さんの“ギター”で是非!」(場内大爆笑)
いくらなんでも、ギターとピアノは間違わんだろう~、旦那がギタリストだからって(-。-;)
SALTさんのフォローもまた優しくて「こんどギター、練習してきます!」だって。
今井美樹地面にひれ伏すorz
M10「20才のころ」はかまやつひろしの楽曲だそうで、今井美樹によって和製フレンチポップスって感じで軽やかで、いい雰囲気♪
♪ここで根本要登場~(笑いと拍手の渦)
さっそくマシンガントーク炸裂!
右手に要さん、左手にSALTさんと美樹さんが固まって観客と化す。
とにかく美樹さんが要さんの事を覚えていることに大感動トークをしつこく展開。
なぜか舛添大臣を引き合いに出したり、噂に聞くMCでした。
美樹さんは腹を抱えて座り込むし、SALTさんは呆気にとられているし、
曲に進む気配無し┐('~`;)┌
塩「できるかな~こんな状態で・・・」
今「できないと思う」
要「俺はできますよ!俺はイントロ始まったら別人になるからね」
塩「水飲んでいいですか?」
要「俺はステージでは絶対水飲まないんだよ!客に隙を見せるみたいだからよ」(場内爆笑)
要「今井さん、大丈夫ですか?」
今「吹き出したら、最初からやっていいですか?」
要「できれば、吹き出していただいたいですね」
やっとこさ、M11「PRIDE」
なんかさ~、いい雰囲気から聞きたかったな。
出たしに美樹さんがホントに吹き出しはしないか、心配しちゃったよ。
無事吹き出すことも無く、要さんとのPRIDEのデュェット終了。
ちょっと気持ちの切り替えには困ったけれど、要さんのコーラスは出しゃばること無く完璧でした。
♪さあて、次は根本要がメインで・・・
となると、竹善さんの話題から入るのは必然。
意味のない写メを送ってきて困っているとか…。
ひとしきりしゃべった後、
お待ちかね、あの曲M12「木蘭の涙」
と、思ったら
しゃべりは続くよどこまでもε~( ̄、 ̄;)ゞフー
ここでSALTさんが竹善さんと「木蘭の涙」歌わせない意味がわかりましたよ。
どうしても竹善版と比べてしまうのだけれど、
ためにためて、ぐいぐい要さんの世界に引き込んでくる歌い方でした。
CDで聴くには辛いかも知れないけれど、
本家本元のが生で聞けて良かったです(^_-)vブイブイッ
続けてM13「Oh!Darling」SALTさんの敢えて粗削りでベタなR&Bタッチのピアノと要さんのしゃがれ声?シャウト?
全開です!サンプラザが強振してるよ~。てか最後列にいるからか( ̄w ̄) ぷっ
塩「すごいですねーーー」
要「最近、東急ハンズで詰め替えようの咽売ってて、後ろで取り換えてんのよ」
♪竹善さん登場~
さっそく、要さんの嘆き
要「ぼくはね、忘れもしないよ。こいつ(竹)に説教されたの(○`ε´○)」
要「突然、俺の部屋に部屋に上がってきて、酒もって俺の前にドンと座って」
竹「朝の5時だよね」
要「散々飲んだ後だよ! だいたいね、要さんは卑怯なんですよ」
要「いきなり結論から言うんだよ、それも8時くらいまで1人で喋り続け」
竹「あの時くらいですよね、要さんの前でちゃんとした文章で話したのは」
次の日はまったく覚えてない話しで、竹さん責められる。
ようやく歌の話に…
今回はソフトなアメリカンロックやりたいってことで
M14「Dance With Me」
で歌に入ると思いきや、今井美樹の話題に
要「今日のコンサートは半分以上は今井美樹のために歌っているようなものだから」(場内爆笑)
このあとも喋りが続きますが割愛します(爆)
あまりの要さんの仕切りに
竹「僕らがゲストみたい。さらに君(塩)は観客と化している」
要「楽屋のほうにこの声を出しといて下さいよ~美樹さんの部屋に!」
「Dance With Me」これがまた、良いのよぉ~これはCDかして欲しいッス。
ハモり最高!
♪要さん退場~
SALT&SUGARのコーナーざんす。
M15「Piano Man」何度聞いてもイイよぉ~。
竹さんのブルースハーモニカが上達していて歌との絡みがとても自然でとても心地よいです。
Piano Manは竹さんには弾けないので、SALT&SUGARならではの曲ですね。
♪上妻さん、再び登場~
青森つながりということで、津軽三味線の話題。
竹善さんがNHK大河ドラマ「風林火山」にハマっているのはMCで聞いて知っていたけど、
Gacktの上杉謙信が格好良いってことなんだね。
竹「次生まれてくる時は絶対Gacktがいいなぁ」
竹「ちょっとやりたいことがあるのですが、風林火山紀行のメロディーやってもらえませんか?」
せっかく次の曲のチューニングにしてあるのに、やり直し。
上妻さん、イントロを弾きだすと竹さんはそれに合わせて
竹「米沢に居を移した上杉家は・・・・」(場内爆笑&拍手)
塩「僕のコンサートを私物化してませんか?」
竹「これやりたかったんですよ~」
塩「そんなのは楽屋でやってくださいよ」
上 また再度(ちゃんちゃちゃん・・・ちゃちゃちゃ)
竹「米沢に・・・・」
竹「風林火山の完結編が出るんですよ、みなさにも買っていただいて、上杉家の・・・・」
塩「子供みたいでしょ?」
竹「でわ、背水の陣で歌わせていただきます」
M16「りんご追分」ジャージーに色付けされた「りんご追分け」に和のテイストの三味線…
それだけでも来てるのに、竹善さんの中域の声がとっても新鮮で、
まったく違和感がないのにびっくりです。
そしてそして、竹善さんの正調“津軽弁”がやっと聞けました。
嬉し過ぎますヽ(^◇^*)/ ワーイ
お岩木山のてっぺんを、綿みてえな白い雲が、ぽっかりぽっかり
流れてゆぎ、桃の花が咲ぎ、桜が咲ぎ、そっから早咲きのりんごの
花っこが咲く頃が、おらだぢの一番楽しい季節だなやー。
だども、じっばり無情の雨っこさ降って、白い花びらを散らす頃、
おらあ あの頃 東京さで死んだお母ちゃんのことを思い出すって、
おらあ おらあ ・・・
♪SALT&SUGER「CONCERTS」から2曲続けて、「Wait For The Magic」「少年時代」
竹「SALT&SUGERの曲はいろんなところに忍び込ませてある」
塩「それを集めれば1つのアルバムになりますね」
竹「製作費0! それよそれ!」
塩「2枚目のアルバムをちゃんと作りましょうよ」
うーーん、ほんとうに作って欲しいな。
気が長過ぎますよぉ。
♪ラストはM19「THE CONTINENTAL」
小曽根さん率いるNo Name Horsesのビックバンド用の曲をSALTのピアノ1本で
アンサンプルに挑戦するということで、これまた聴き応えがありました。
♪そしてアンコールはお決まりの?
全員コーラスでENC01「星の夜」
岡野宏典、上妻宏光、佐藤竹善、今井美樹、根本要が順に登場。
今までいくつか、ゲストコーラスで「星の夜」を聴いたけれど
その中でも一番に入れていいくらい綺麗でバランスの取れたハーモニーだったし、
きっちりとリハができているようで、とても聴き心地が良かったです。
上妻さんの三味線は無理やりでしたが……(;´▽`A``
アンコールラストはSALTのソロでENC02「もみの木」
いつもこの時のSALTのMCはいつもグッとくるな~。
塩「ほんとうに幸せです。心に響くような音楽をこれからも作っていきたいと思っています」
今年のクリスマスもSaltish Nightで幕を閉じました。
いつになく「もみの木」が寂しげで悲しげで別れを惜しんでいるかのように
直接心に染み込んでます。
また来年、
きっと行くからね!