カテゴリ:であい
先日、このブログに時々、コメントをくださる小太郎さんから、素敵な贈り物をいただいた。
その贈り物は、一冊の厚い本、『記録 望月一義』。 その名の通り、望月一義さんという小太郎さんのご親戚の方の一生を綴った記録…。 以前、富士芸術村で開催された「望月一義展」に行ったことがあり、その際にも小太郎さんに案内していただいた。 お店をはじめてみたいって思うようになってからしばらく経った頃のコト。 そのとき、初めて「望月一義」という人物(作品)に出逢った。 望月氏の作品は、絵画、版画、ポスターや様々なデザイン、発明品、木工など、とにかく幅広かった。 そしてそのひとつひとつが、ただの絵画、ただのデザインではなく、そこにはオリジナリティやユーモア、そして繊細さに大胆さ、私の貧困なボキャブラリーでは語れない深さがあったように感じた。 普段、よく見かけるようなモノだけど、でもそんなに気にも留めないようなモノに着眼していて、言葉にならない感動を覚えた。 望月氏は、家具の製作もしていた。 家具もセンスのよさはもちろんだが、それだけではない+αが何かしらある。 その家具や小物は現在も、駿河意匠というところで製作・販売されている。 いつか、お店をはじめられたなら、こちらで販売されているような小物を店頭に並べてみたい、そんなふうに思う素敵なモノばかり。 私にとって、とっても大きな意味を持つ出逢いだった。 この出逢いで、何かが自分の中で変わり始めたような気がした。 ただ残念なことが直接、望月氏にお会いできなかったコト。 望月氏は、2002年に亡くなられたそうです。 本当に残念…。 そんな私にとって、小太郎さんにいただいた望月氏の記録集は、宝物。 小太郎さん、そして望月一義さん、ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 14, 2007 12:47:56 AM
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