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夏休みの数週間限定で、関西の自宅で過ごしている。
ダンナは今住んでいる街で、普段通り仕事に行ってくれている。 長女・次女・私の三人で自宅で過ごすのは、ダンナが単身赴任をしていた二年前を彷彿させて、今ここで送る生活が、夏休み限定のものだとは思えない。 もちろん、ニューフェイスのチビ助がいるのは、前とは違うけれど。 ダンナが留守の一戸建て生活。 全てのシャッターは閉じているか、侵入可能な幅の窓は全て施錠されているか、玄関ドアは何重にもロックされているか… いつも防犯のことを考えているのも、二年前と同じ。 肌に馴染んだ懐かしい、帰りたくてたまらない街だけど。 ダンナだけを今住んでいる街に残し、子供と私だけでも戻りたい…という気持ちは。。 あまりない。 「ない」ときっぱり言い切れないけれど、単身赴任は一人暮らしのパパにとっても、自宅に残る私たち妻子にとっても、シンドイものだ。 現に防犯一つとって見ても、女・子供だけの家庭なんて、ナーバスにならざるをえない。 そして、子供たちにとって、パパのいない生活。 二年前に体験しているだけに、再びそういう生活に戻ろうとは思えない。 うちは普段から育児に協力的なパパだから、余計に淋しさが身に染みる。 「パパ、あのお家に帰ろうよぉ」 長女も次女も口癖になってる。 そう、一緒に帰られるのが何よりだ。 今はほんの一時のことだけど、なつかしい我が家で過ごすことができて、二年前にタイムスリップしたかのような非日常を楽しんでいる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年08月12日 20時56分32秒
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