カテゴリ:美味しいもの
いやはや・・・私の人生で この珍味を食べる日が来るとは思いませんでした! テレビや噂では聞いていましたよ、こんな食べ物があるとは・・・。
デンジャラスなお土産を頂きました。 【フグの卵巣の糠漬け】・・・ フグの卵巣っていえば、テトロドトキシンという、 それこそチョビットの量でも致死量の猛毒が含まれているハズ しかし、糠に2~4年漬けると何故だか その猛毒の成分が消えているという 手品師もビックリな昔の知恵。。。
スライスして 軽く炙り 恐る恐るいただいてみる事に・・・・・
わぁ~~~~! 味がどうのこうのと言うよりも モーレツに塩っぱい 岩塩をそのまま口に含んでジャリジャリと食べているみたいでしたけれど 後からほんのり風味が口の中で広がって来ました。
ネットでいろいろ検索してみたら これは、このままおつまみで食べるよりも、 細かく砕いて お茶漬や何かに振りかけて食べると美味しいらしい。
なので、こんな風にほぐしておきまして、
たまたま今夜は 薄味に仕立てた帆立&コーンのピラフだったので パラリと振りかけて食べてみたところ なんとも格別な美味しさでした。 今度、いろんな料理にチャレンジしてみたいです!
息子にも勧めてみたのですが、 「まだ死にたくないから いらない・・・」と、完全拒否です ははは。
でもって、何気にフグの糠漬けについて調べてみましたら、
フグの卵巣には、肝などと同様に致死性の高い毒素であるテトロドトキシンが多く含まれているため、そのままでは食用にできない。しかし、石川県白山市の旧美川町地域、金沢市の金石、大野地区では、その卵巣を2年以上にもわたって塩漬けおよび糠漬けにする事で、毒素を消失させ珍味として販売している。なお、新潟県佐渡市(旧・佐和田町)には河豚の卵巣の粕漬けという似た料理がある。 食品衛生法により食用を禁止されている卵巣をこの加工法で食品として製造しているのは、日本全国でこの美川、金石、大野地区のみである。なお、味は濃厚で米飯とともに食べたり、酒の肴として重宝されている。ふぐ毒がいかなる要因によって減毒されるのかについては、未だ不明な点が多い。卵巣を塩漬けにする際、塩析効果で脂質が分離し水分とともに外部に析出するが、このとき毒素が希釈されるのではないかと考えられている。塩析効果は糠漬けの時期にも続き、テトロドトキシンの量は塩蔵時に原料の5分の1、糠蔵時に30分の1にまで低下する。糠に含まれるある種の酵素が醗酵する際に毒素を分解するのではないかという説がかつてあったが、卵巣の糠漬けから採集された200種類以上の細菌からはいずれもテトロドトキシンの分解能が確認されなかったうえ、細菌の培地に糠漬けを接種しても毒量は変化しなかったとの研究結果があり、減毒効果が微生物のはたらきによるものである可能性はきわめて低い。 特に塩蔵時は好塩性細菌でも活動できないため、この点からも発酵による分解は考えにくい。 ~ウィキペディアより引用。
しかも、市場に出回っているのは、石川県予防医学協会による毒性検査を受け、 毒素が消失したことを確認した後に出荷されているそうなので、安心して食べられるとの事。
安心とはいいつつ、元々は猛毒だった物を口にしてしまいました。。。 なんだかドキドキしながらのエキサイティングな夕飯でしたが これが私の最後の晩餐にならない事を祈るばかりです。 もし、ブログを2~3日 更新していなかったら きっと皆様をあの世から温かく見つめていると思って下さい(爆)
ぎゃ~ぁ!(でじさんより引用。)
頑張れ 宮崎県
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