カテゴリ:しょっぼ~ん(。。;)
【あ”つ”い”~~~~】 何度言っても仕方ないといいつつ、ついつい口から飛び出すこの言葉。。。
そんな熱帯夜を過ごしていたら、ふと思い出した事がありました。。。
追憶
あれは、私が6歳か7歳ごろの小学校の1年生だったと思います。
転校生だった私は、常に周りを気にして早く馴染まなくてはと思いつつ、 なにせ幼い頭でして不器用に過ごしていたと思います。
当時のクラスは、勢力の強い女子が支配していて、逆らった日にゃぁ即、イジメの対象になる雰囲気をもつクラス。。。 私は気を遣いつついじめっ子にもいじめられっ子にも属さずビクビクしながら居た記憶があります。
そんな真夏のある日・・・・、 1人でお家に帰ろうと下校していたら、例のいじめっ子のリーダ的存在のA子(仮)が、道端に倒れていました。 顔が真っ赤かで息遣いがフーフーと荒かったのです。 きっと今で言う熱中症だったのでしょう(当時は熱中症という名称はまだ無かったはず)
幼く、何の知識もなかった私でも、なんとなくこれは大変な事が起きてるぞと思ったのか、 猛暑の中、全速力で自宅までの1キロ位な距離を走り、冷凍庫にあった氷をビニール袋に詰め、 返す刀でいじめっ子の女子のもとへ戻りました。途中に大人を呼ぶ事もしていました。 一生懸命に顔を冷やしてあげていた記憶が鮮明にあります。 そんな中、大人が現れて無事に病院に運ばれて元気を取り戻したと、その子の親から夜にお礼の電話があったようです。 カギっ子の私は親の留守中でも、果敢にクラスメイトを助けたと凄く褒められました。
当時の私の幼い頭では、A子を助けたからと、いじめられる対象から外れるとかの考えは皆無で、その時はきっと本能で動いたのだと思います。 しかし、いろんな大人から褒められてイイ気になった幼い私の脳裏に、 「もしかしたらきっと、私は良い事したから明日からクラスでヒーローになり、いじめっ子達からも一目置かれる存在で、楽に過ごせるんだろうな~」 なんて漠然と思ってしまいました。(ハイ!幼さゆえの浅はかな思考です^^;)
しかし・・・、
次の日のある授業中の出来事です。 何の授業か忘れましたが私とA子は同じグループでして、答えを他のグループと競っている授業内容だったと思います。 私がグループ代表で先生から指されたのですが、解らなくって答えられなかったのです。
すると・・・・・、 昨日、助けたばかりのA子から衝撃的な言葉が!
「お前!答えられねぇのかよお前のせいでほかのグループに負けたじゃねぇかバーカ!バーカ!死ね死ね!死んじまえ」 と言って答えられない私に向かって大爆笑をしたのです。。。その様子を見たクラスメイトもやはり幼いのでしょう、A子に逆らえず皆で大爆笑の嵐でした。
黒板の前に1人立っていた私に向かっての皆からの誹謗中傷の嵐の中、 この時の胸をえぐられる様な、消えて無くなりたい様な辛い気持は今でも手に取るように憶えています。たしか嗚咽をあげて泣いていたと思います。
この経験で、幼くして私は人生って大変なんだなぁ~っと悟ったのであります。
なんだか、連日の酷暑で身体が弱って来ているせいか、 毎日テレビから聴こえる【熱中症】という言葉で、幼い日の切ない記憶が蘇ってきました。
でも、もう40歳+??歳の大人になった私は、当時の辛く切ない思いをして泣いていた幼い私を、 空想の中ですが、ギュッと抱きしめて「偉かったね。○○ちゃん!」といってあげたら少しは楽になりました。 大人の私が、子供の頃の自分を慰める・・・なんて妄想をしている熱帯夜の出来事です。 ぎゃっははははは~。
なんだかこんな深夜にいろいろ綴ってしまいました。 聞いて(見て)下さって有難うございます。
いただいたサクランボを食べて、心がほっこりです
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[しょっぼ~ん(。。;)] カテゴリの最新記事
|
|