仮面ライダーアギト
覚えている特撮といえばガキの頃は戦隊、メタルヒーローは全く知らず、「ちゅうかなぱいぱい」等に代表される女子向け特撮と「サイバーコップ」、「仮面ライダーBLACK RX」辺りですね(「RX」の方はまた別に語りたいな・・と思っています)。二年前に突発的に特撮のビデオを見るようになりましたが、最近はビデオを借りることは減少傾向にありますね(DVDレンタル中心に映像ソフトを借りるようになったため)特撮をお題にして真面目に語ろう言うことで「仮面ライダーアギト」を語ろうかと思います。「仮面ライダーアギト」は仮面ライダー誕生30周年記念作で、正統派ライダーの「アギト」、メカニック系の「G3」、生物的でワイルドな「ギルス」がそれぞれの思惑の元。アンノウン(怪人)と戦うという筋。当初は賀集利樹さんと要潤さんお目当てというミーハーな理由で見ていましたがいつの間にか謎が謎を呼ぶ展開、壮大なテーマに惹かれて全話見てしまいました。戦闘以外のシーンでは翔一(賀集利樹)と美杉教授一家との会話シーン、氷川(要潤)とG3ユニットのメンツの会話が楽しいのですが、前者は翔一の小学生並みの純真さと大ボケが、後者は小沢さんと北條のイヤミ対決が笑えます(かなり極端ですが)ストーリーが「超能力」が話の重要なファクターに加え、海難事故「あかつき号事件」の謎にヒロイン・真魚の父親の死の謎とか謎解き要素があるところも惹かれます(アギトを全話見る理由の一つだった)ただ残念なのがライダーとアンノウンの対決が回によってあっさりとしすぎていることと爆発が合成なところと翔一のキャラクター。平成ライダーがドラマ重視の造りなのでライダーと怪人の戦闘は「添え物」という感じだし、「作り物の炎は味気ない」と感じるようになったのはアギトと並行して「RX」を見てからで爆発が合成なのはCGで全部作れるから。という考えがあるからでしょうか?(すべて合成ではないのですが)翔一のキャラクターについては常に笑顔を絶やさない好青年で天然ボケの気があるという設定ですけど、時折やっていることが小学生並みな所は見ていて呆れてしまったし、記憶が戻ってからはヒーローらしい発言もしていたが、正統派ライダーになる者だから、ヒーローらしい言動をもう少し見たかったのは残念ですね。(その反動はアクションの地味さ同様「RX」を見てから感じてしまった)詳しい感想はhttp://amthxic.hp.infoseek.co.jp/AGITO-talk.htmまでどうぞ。