「白い巨塔」来年ドラマ化
病院うちの権力争いなど医療業界の暗部を描き、何度も映像化された「白い巨塔」が来年ドラマ化。唐沢寿明主演版から15年ぶりの制作という。放送局はTv朝日でTV朝日創立60周年記念作品と言う位置づけでスペシャルドラマ枠で放送(5回)。 腕は確かだが出世欲の強い野心家・財前五郎役にV6の岡田准一が決定。 原作は1960年代が舞台だが、新作は2019年に設定される。「白い巨塔」は田宮二郎版と唐沢寿明版が特に有名で(他には村上弘明も財前を演じた)田宮版は最終回の放送前に田宮二郎が猟銃で自殺したってことでセンセーションを巻き起こし(それ以前に躁うつ病を患っていたし、借金などのスキャンダルも抱えていた)、唐沢版は「役者の演技と演出がオーバーすぎる」と田宮版のPDと里見役の人が苦言を呈していたものの、最終回の視聴率が田宮版を越えていたという伝説があるんだが、財前役に岡田君起用について難色を示しているという。「故・山崎豊子氏への冒涜?「生前、山崎氏は、自身の作品に出演する役者に強いこだわりを見せていました。今まで『白い巨塔』で財前を演じた村上や田宮は2人とも180センチを超え、03年のドラマで財前を演じた175センチの唐沢には『小さ過ぎる』『イメージに合わない』と不満を漏らし、一度はキャスティングを却下したとか。山崎氏と唐沢を交えた食事会でも、山崎氏は『財前役をやるなんていい度胸してるわね。あなた大丈夫?』と唐沢に食って掛かったのです。しかし食事会を通して唐沢の人となりを知り、山崎氏は快諾。『白い巨塔』放送後には、唐沢の演技を絶賛していました」(芸能ライター)一方、岡田の身長は169センチと、これまでの財前役で最も背が低い俳優。実際はさらに低い163センチとのウワサもあり、もし山崎氏が存命だったら、間違いなく却下したことだろう。山崎氏は、07年のTBSドラマ『華麗なる一族』で木村拓哉が主演を演じたときも、「身長が低過ぎる」と嘆いていたという。「以前、ドラマ『のだめカンタービレ』の千秋役を、岡田が演じると決まった後、原作者の猛反発によって、玉木宏に変わったことがあります。ジャニーズといえど、原作者には逆らえないのです。そこで今回は、すでに原作者が亡くなっている作品に目を付け、私物化しているのでしょう。財前役を岡田が務めるのは、死者への冒涜といっても過言ではない。死人に口なしといいますが、明らかに原作者が嫌がることを、やってもいいのでしょうか」(テレビ局関係者)ジャニーズは色々とごり押しをしているみたいですが、岡田君の財前はどうなるのか?白い巨塔 [ 田宮二郎 ]【中古】 白い巨塔 1〜4 DVD−BOX /唐沢寿明,江口洋介,黒木瞳,矢田亜希子,水野真紀,伊藤英明,井上由美子(脚本),山崎豊子(原作) 【中古】afb