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Oct 16, 2024
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カテゴリ:アニメ
40話(最終回)「崩れゆく邪悪の塔!」
「邪悪の塔」ってのは黄金城のことだよなぁ
解放軍と合流し、黄金城へ向かうボルテスV。一方カザリーンの助力でボアザン星に帰ってきたハイネルも黄金城を目指しており…

 一斉蜂起した労奴解放軍を前に次々と逃亡する貴族たち。そんな貴族を見て解放軍の面々は「コイツラが俺達を支配していた貴族の姿か?」と呆然。あっさりと命乞いをしてるんだもの。
 黄金城の防衛軍をものともしないボルテス。圧倒的な火力で黄金城を破壊していく姿はボアザン貴族にとっては悪魔ですね。次々ともたらされる凶報を聞いたザンバジルは余裕がなくなっていた。こんな奴が皇帝とは…なんせラ・ゴールを追い落として皇帝になったやつだし。
・黄金城へ向かおうとするハイネルを必死に止めるカザリーン。しかし、「余は死を恐れたりせぬ。余はボアザンの貴族だ。命ある限り最期までボアザン帝国を守る」と拒否。「男ってのはわかっていながらも曲げられない物がある」ってのを体現してる。しかもスポ根アニメのノリで目から炎まで出てるし。長浜氏って「巨人の星」にも関わってたんだよな。
 それでも「カザリーンは行かせませぬ」と必死になって止めるカザリーンを振り払ってハイネルは黄金城へ向かってしまった。
・黄金城の隠し通路から逃げようとする貴族らを止めるハイネル。逃げ腰になってる貴族を前に「余がボアザンの名で斬る!」と脅すのだが、貴族らはさっさと逃げたいので貴族の一人がハイネルに銃口を向けた!ハイネルをかばい、貴族の銃弾に倒れるカザリーン。
「初めて……初めて抱いて下さいましたわね……カザリーンは嬉しゅうございます……」
「わ……私は……私はいつまでも、こうしていたい……」という場面、いいシーンだの~ロボットアニメの女性の敵キャラでこれほど健気な人はいないよなぁ。前回の逆プロポーズといい。
作品によっては美形悪役を裏切った挙げ句、悲惨な最後を遂げるとか愛人に裏切られて殺される…って女幹部もいたし。
・本当の親子再会を果たした剛3兄弟。嬉し涙を流す3人を見た左近寺は「うんと父さんに甘えろ」と優しい言葉を投げかけてる。
・カザリーンの死を見届けたハイネルは「余はボルテスを倒す!」と決意。
 黄金城の一角にある守護神ゴードルの像を前したハイネル。「我がボアザンの守護神ゴードルよ! 答えてくれ……私はどうすれば良いのだ!? このボアザン帝国が、角の無い虫ケラどもに踏みにじられていくのを、黙って見ていろというのか?」「『国を愛する者は、守護神ゴードルの燃え盛る炎に身を投ずるならば、そのとき守護神ゴードルは国難を救ってくれる』との昔からの言い伝え。私はその言い伝え通り、この身をゴードル様の聖火に捧げる覚悟! たとえこの身が炎に焼かれようとも、国を救うためなら命を捧げよう! ……ボアザン帝国に栄光あれぇぇ──っっ!!」と守護神の炎の中に身を投げた。なんと彼はメカメカしい場所に転送されていた。守護神の正体は巨大ロボなんだが、ボアザン星のご先祖様には優秀な科学者がいたんだ。
ゴードル像が動き出したので驚く解放軍。外装が外れて真の姿を現すゴードルは獣士と比べるとカッコいいフォルム。美形ライバル搭乗のロボってスーパー・リアル問わずカッコいい奴をあてがわれてるよなぁ(バッシュ、ファルゲンとか)
黄金城を舞台に戦いを繰り広げるボルテスと守護神ゴードル。最後は相打ちになり、健一とハイネルは生身でタイマン。ライバルと剣で決闘という展開、ファーストガンダム最終回と同じなってるが、お互い負傷するってところも一緒だ
健一にとどめを刺そうと腰に佩いていた短剣を取り出すハイネル。それを見た健太郎は亡き妻・ロザリアに託したものであるとハイネルに告げる。ハイネルが自分の息子だと悟った健太郎は「ハイネル、お前の母というのは、私の妻ロザリアのこと……健一たちとお前は、兄弟なのだ!」と衝撃の事実が判明する所は「なんて骨体」って言いたくなる。健太郎もボアザン星だけじゃなく地球で子どもを作った所はなんという人なんだ…
・タイマンにケリが付いたところで狂乱したザンバジルが爆弾と財宝を持って現れた。ハイネルは「お、伯父上! おやめ下さい! 最後まで、最後までボアザン星の王であることをお忘れめさるなぁ!」とザンバジルを諌めるが、「悪いのはハイネルだ。地球征服の作戦もすべて、あのハイネルがやったことだ!」と言ってすべての罪をハイネルに転嫁。それを聞いたハイネルは「余はこんなウジ虫のために戦ってきたというのか」と呟き、形見の短剣でザンバジルに天誅を下した!
すべての責任をなすりつけられそうになったんだから誇り高きハイネルが怒るのは当然だわな…
その後爆弾が暴発し、ハイネルは炎の中に・・・ハイネルは最後に「お父さん・・・」と呟くが、ハイネル役の市川治さん曰く、何度かテイクを録ったがわざとぎこちない方を選んだとのこと。
ハイネルは最初から悲劇的な最後を迎える展開になるってのは決まっていたが、健太郎を「お父さん・・」と呟いた後炎の中に消えていく・・って展開になるのはハイネルが「最後の貴族」だから?(誇り高い貴族で軍人の精神を持つから)
・帝政打倒後…健太郎は復興のためボアザン星にとどまることを決意。健太郎の「子供たちよ……父や母や兄弟を愛するように、人間同士が宇宙を越えて本当に愛し合えるならば、そして、地上のあらゆる動物や植物、山や海を愛することができるならば、宇宙はいつまでも平和だ……!」のセリフで終わる

<総括>
 DX超合金魂版発売記念にyoutube BANDAI SPIRITSのチャンネルで配信された傑作選で一度見ているボルテスV。今回は「~LEGACY」日本上陸記念のため、全話配信されるってことで視聴したが…いや~面白い。全話視聴することで傑作選視聴のときとは見方が変わっていった。
 自分は必殺技の名を絶叫、あり得ない場所から武器が出る等スーパーロボット物には拒否反応があり、ボルテスもその部分は慣れないんだけど、8話から面白くなってきた。8話はハイネルを中心とした人間ドラマが売りだったが、ハイネルは皇帝からしたら邪魔者なんで「あわよくば地球で死んでくれれば」と思ってて息のかかったものを派遣してハイネルを殺そうとする…って展開が面白いんだよなぁ。
 敵側の人間ドラマだけじゃなくパワーアップ回を二回あるが描写が丁寧に描かれてたりと「30分間CM番組」と言われていた頃の70’sロボアニメなのに内容が濃い。
 富野由悠季(当時は喜幸)が注目されると「クサイ」「感動の押し付け」と長浜氏を批判する向きがあったが富野氏は「だから僕は…」の中で長浜氏について言及してるし「ボトムズ」のスタッフだった吉川惣司氏も「ガンダムの出現を準備した人」と長浜氏を評価していたというがその「クサい」と言われる箇所(ハイネルとカザリーンのメロドラマ等)も長浜氏にかかれば力強く、ドラマチックになるから引き込まれた。長浜氏は「ライディーン」後半を担当する際、監督を降板した富野氏を擁護し(富野氏は「ライディーン」後半にもスタッフとして残留し、コンVと本作にも参加)、重責を課した局や製作サイドに異議を申し立てたり、白味のフィルムを出さなかったほど妥協しない制作体制を貫き、時には制作会社、出演者と揉めたほどというが、この情熱がこの名作を生んだわけか…


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最終更新日  Oct 20, 2024 12:35:48 AM
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