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2010.04.10
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カテゴリ:神社仏閣
   八重桜
八重桜

現存する日本最古の木造建築は、法隆寺の五重塔。最古の官寺は大阪の四天王寺。
日本最古といえば、それだけでも価値があり、参詣客を集めるセールスポイントになる。
しかし、日本最古であるにもかかわらず、その名を知られていないのが元興寺で、このお寺は推古天皇の時代に10年の歳月をかけて、蘇我氏の氏寺として蘇我馬子によって建立され、正式には仏法元興の寺、通称を飛鳥寺と呼ばれている。
平城京遷都の際現在の地に移され、元興寺という名前になった。
元の飛鳥寺(法隆寺)は、現在は安居院と呼ばれ、発掘調査によると、南北300メートル、東西200メートルの回廊が廻らされた大きな寺院だった。

一方、移転した元興寺は、かつては南部七大寺の一つとしてきな勢力を持っていた。
現在の奈良市南東部に大きな敷地を占め、金堂、講堂、塔、僧坊などが建ち並んでいたが、平安時代から衰退してしまった。
鎌倉時代には、講堂や食堂がなくなり、金堂は焼かれ、その後は台風で倒壊し、その後、観音堂と五重大塔を管理する派と、小塔院と極楽堂を管理する派で争ったため、力を失ってしまった。
幕末には、天平建築の五重大塔と観音堂が焼失してしまい、日本最古の寺でありながら、見るべきものを失ってしまい、名前さえ忘れられてしまった。


   





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最終更新日  2010.04.11 08:22:24
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