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カテゴリ:神社仏閣
お寺が有名になるには、建物、仏像、そして庭ですね。石庭はその代表です。 龍安寺の石庭の石は、一つ一つが島を表し、白砂は海、箒目は波紋を表しています。 石庭は外国人にも人気があり、外国人観光客が多いお寺です。 龍安寺は、室町幕府の八代将軍足利義政の管領だった細川勝元が創建し、石庭はその子の政元に時代に作られたと伝えられています。 庭の広さは、東西25メートル、奥行きが10メートルで、約75坪とそれほど広くはありません。 石は15個あり、5,2,3,2,3とグループになっていて、まとめて753と数えることもあり、七五三の庭という別名もあります。 座って見た場合、どの角度から見ても14個しか見えません。そうなるように計算して石が配置されているからです。なぜでしょう。 15という数字は、十五夜につながるところから、満月(完全)を意味します。しかし人間は完全ではないので、総てを認識できないという考えが表現されているという説があります。 また目では見ることの出来ない15番目の石は、心眼で見よという意味が込められているという説もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.04.25 08:11:11
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