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2010.05.25
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カテゴリ:神社仏閣
  ダリア
ダリア

「清水の舞台から飛ぶ」
 京都東山にある清水寺は北法相宗の名刹であり、西国三十三所の第十六番札所として知られ、本尊の十二面観音は多くの尊崇を集め、平安時代以来の観音信仰の霊場です。切り立った崖の上に設けられた観音堂の舞台は眺望に富み、多くの観光客が訪れます。
 ことわざの意味は、死ぬ気になって思い切ったことをしたり、重大な決意で物事に取り組む覚悟を形容したもの。

清水寺
清水の舞台から下を見下ろすと、思わず「わあ、すごい!」と言ってしまいますが、舞台とはいっても観客席はありませんね。あのダリ舞台で何か上演されたことがあるのでしょうか、あったとしても誰がどこから見物するのでしょう。
それは、見物するのは人間ではなく仏様という訳だったんですね。あの舞台は人間用ではなく、仏様がご覧になる舞台なのです。
清水の舞台から飛び降りるつもりとは、決死の覚悟で何かを実行する、やり遂げるという意味ですが、昔は本当に飛び降りた怪しからぬ人間がいたそうです。
江戸時代は、清水の舞台から飛び降りれば、極楽に行けるなどと言って人を惑わす輩がいて、何人か騙されて飛び降りたそうです。
ところが、あの高さから飛び降りても、助かった人がいたという記録があります。
明治15年には、飛び降り禁止令がでたそうですが、文明開化の時代になってからも飛び降りた阿呆がいたそうです。






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最終更新日  2010.05.25 16:24:37
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