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2010.05.31
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カテゴリ:神社仏閣

  ブラシノキ1

ブラシノキ

府中とは、律令制の地方行政で、日本を約60の国に分け、そこに国府を置いた。つまり全国に60数か所の府中があった。
駿府は駿河の国の府中、甲府は甲斐の国の府中、そして武蔵の国の府中が、現在の東京都府中市である。
武蔵国は現在の埼玉南部・東京都・川崎・横浜で、その国府だった府中は、政治・文化の中心地だったが、鎌倉幕府の崩壊で衰退した。
江戸時代に入ると再び甲州街道の宿場町として、あるいは多摩地区の商業の中心地として賑わいを取り戻した。。
府中の中心的存在の「大國魂神社」は、景行天皇41年(111)の創祀と伝えられる都内屈指の古社である。
御祭神は「大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)」で、出雲の「大国主命(おおくにぬしのみこと)」と同一の神とされている。
源頼義・義家父子が、奥州平定の戦勝を祈願して寄進した欅並木の参道。
途中に、欅が、歴代受け継がれ今日に至っていることを伝えるために建立した「八幡太郎義家」(左)がすっくと立っている。
欅並木の南端には「万葉歌碑」(右)がある。
武蔵野の 草は諸向き  かもかくも  君がまにまに  吾は寄りにしを
(草が風になびくように、私は貴方にひたすら心を寄せたのに)。
大國魂神社の次の交差点向こう左側に、復元された「高札場」(左)がある。
ここは旧甲州街道と鎌倉街道(現在の府中街道の一部)が交わる場所で、「札の辻」と呼ばれた。

第12代景行天皇の御代に大神の託宣によって創立したとされ、約1900年の歴史を誇る「大國魂神社」。大國魂大神を祭神に、武蔵国の鎮守として源頼朝と北条政子、徳川幕府からも崇敬されてきた古社であり、古式ゆかしい数々の神事を今に伝えている。
中でも、創立の5月5日の前後7日間、4月30日~5月6日に行われる「くらやみ祭」、戦勝を祈願した源頼義・義家父子が御礼詣りの折、神饌のひとつとしてすももを供えたことに由来する「すもも祭」(7月20日)は有名で、市内外から多くの参拝者が訪れる。

 






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最終更新日  2010.06.01 08:36:20
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