バイカウツギ
男性も40歳を過ぎる頃から体調が変化します。
原因はストレスや疲労など様々で、理由なくイライラしたり、何となくパワーが出ないとか、眠りが浅くなったり、夜中に何度もトイレに起きたりします。
筋力の低下、倦怠感、手足のしびれ、気力の低下、そんな身体の変調に悩んでいる人が多くなります。
男性にもエイジングケアが必要です。
各地で男性更年期外来が開設され、患者数が年々増えているそうです。
男性のミドルエイジ特有の変化は、男性ホルモンの減少が関わっていると考えられています。
女性の場合は女性ホルモンが急激に減少しますが、男性の場合は緩やかで個人差が大きいのが特徴です。
一般に青年期を過ぎると、ホルモンの分泌は低下します。
男性ホルモンの減少によって起こる変化が、男性更年期の不調と重なるわけなのです。
働き盛りの男性が、こうした状態に陥ると、加齢のせいにしたり、仕事のストレスや疲労が原因と決めつけて、気力だけで乗り切ろうとしてさらに悪化させてしまったり、周囲に理解してもらえず一人で悩んだり、悲しい結果になる場合もあります。
トイレに関する不調について日常生活で気をつけることは、適切な水分補給、適度な運動で血行を促進する、ゆっくり入浴して血液の循環をはかる、栄養バランスのとれた食事を心がけ、アルコールを控える等々。
食事や運動を含めた生活習慣の改善が、不調を遠去け、健康づくりの基本になります。
笑いはストレスの特効薬です。
ほとんどの病気の原因はストレスですから、ストレスを溜め込まずにどんどん発散させましょう。
手軽なストレス発散法は、笑うことですから、バカバカしいお笑い番組を楽しんだり、子供やペットと遊んだり、笑いを利用してポジティブな考え方をしましょう。
趣味を見つけるのも効果的で、ちょっとした絵画なり、スポーツやカラオケでも何か熱中できる趣味を見つけましょう。
そして、生活習慣病の予防にもなる規則正しい生活を心がけることが重要です。
起きる時間、寝る時間、食事時間を一定にするようにして、軽く運動することも忘れずに。
規則的でリズムある生活は、男性のエイジングケアの基本です。
不調になる前に日頃から心がけてください。