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カテゴリ:おいしい健康
たのしみは 再植え込みの 自然薯 1年でまた 掘り出せるとき
はい、こんな状況が生まれるように1年かけての実験栽培を試みたいと思いました。ようするに農家が畑での自然薯栽培は肥料を与えて1年で毎年収穫しているわけです。それと同じような環境をつくれればそれが可能と考えればやってみる価値があると云うものです。 幻の食材または秋の高級食材とも云われる自然薯、茎の太さが5mm以上になればかなりの大物かもと云われているので期待して、わが家の生け垣のたもとで掘り出しに着手しました。自然薯はどの方向に根が伸びているのかわからないので芋を傷つけないように慎重にかつ丁寧にゆっくりと手堀りであります。 掘り出してみれば20cmと30cmの2本を収穫。それほど大きく育っておりませんでした。こればっかりは掘ってみないとわかりません。脇の小さいのを種芋として埋め戻してやればまた来年も収穫できるかも。 自然界の自然薯は無肥料で育つわけです。よって育て方は自然界育ちを真似て無肥料ほっちっちでしたが、今回掘り出して見て育ち方が芳しくないことがわかり、調べてみると農家が畑で栽培する自然薯は肥料を施していることがわかりましたので今後は、少し肥料を与えて育てることにします。 「自然薯は畑栽培できない」と云われていたものを、山口県の政田敏雄さんが独自に研究して、45年前(昭和49年)に自然薯の畑での栽培技術を確立して、現在は、その栽培方法は全国に広まったということです。こうして野山にしか育っていなかったものが、畑で野菜として育てられるようになったことがわかります。先駆者の栽培方法・栽培技術を確立したのが広まったということですね。 掘り出した自然薯はしばらく熟成させた方がさらに美味しくなるらしいのですぐに調理せず1ヶ月後くらいになるかも。 茎の直径が5ミリ以上になるには約10年とも云われています。ならば当然、根も育っているのではと期待するわけです。 穴を掘るのはドライバーで、土を掻き出すのは園芸用の小型スコップでした。 いちばん左にある細いのは昨年の自然薯、その栄養分を使って育つのですっかり身を犠牲にして細くしわしわに萎んでしまうわけです。前年よりも縮小サイズになるってこともあるようだ。 掘り出した自然薯は3つに根別れしていて一番長いものだけを食用にいただき、また埋め戻して大きく育つのを待つこととします。 自然薯は3つに根別れ、いわゆる分岐芋になっていた。芋の生長点にあたる土壌に栄養があると、生長点が分裂して分岐いもになるそうだ。かつて里山で自然薯堀りをしたときは約1m近く深く掘り出したことを考えると楽ですが、ちと物足らないところがあります。 自然薯の茎の直径が5mm位なのがまだ3~4本残っているが、これは掘り出した2本を食べ終わったらどうしようか考えてもいいわけです。来年の自然薯は少し肥料をやってみてようすをみてみよう。 今回の自然薯堀りは、9年前の4年物を掘り起こして以来だから12年物ということになる。それ以来掘り出していないので掘ればきっと大物に育っているかもと期待して掘ったが、9年前のものよりも少し大きい位でそれほど変わらぬ大きさでちょっと期待外れであった。考えられるのは養分不足であろう。 ※自然薯のレシピ 今回、掘った自然薯は、トロロ飯・天ぷら・刺身など予定している!! 掘り出しの時期ですが、関東平野では葉が紅葉する秋に茎から探しだして、そこに麦のタネを2~3粒を目印に埋めて置き新緑の芽がでる2月から3月にかけて掘り出すとある。地中での熟成を待つのでしょうが、ここ南東北では雪が降るし、地表面が凍みて固くなってしまう。そこは雪が溶けて新緑が芽を出す前3月末ころがいいのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/11/12 12:05:29 PM
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