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テーマ:スバル360(40)
カテゴリ:随想
あっ!スバル360だ。昭和40年、中学の担任の先生がこのスバル360がマイカーだった。周りの先生は自転車やバイクだった時代です。
スバル360は、1958年(昭和33年)に登場した最初の大ヒット軽自動車にして国民車となった。うちらの田舎ではその時に購入したのは小学校近くの医院の先生だった。翌年酒飲み運転で友達の家に当時砂利道だったカーブが曲がりきれずに突っ込んだが、当時はそれほど大ごとにはならなかった。 乗用車普及促進政策に対応するために、開発された名車中の名車。1958年に発売したスバル360は、ドイツのフォルクスワーゲンのカブト虫に対して、その愛くるしいフォルムから「てんとう虫」と呼ばれ、36.5万円というプライスタグが付けられ発売された。こちらも、当時の大卒初任給1万3467円から現在の価格に計算をすると、約573万円にもなる超高額車両だったのである。いまで言うなら、同社のスバルWRXの限定車S206と、ほとんど同じ価格ということになる。 スバル360を生産した富士重工は実家から10kmだったので、発売時どのくらいの販売価格だったのか興味がわき検索してみたwebサイト情報です。先生は新卒まもないころ、今で云うと新卒がベンツに乗って職場に通うようなものであることがわかりました。車にはゴルフクラブを積んでいたので時代の先端を歩く新任教員というところだったのでしょうが先輩教員からは鼻持ちならないと思われていたかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021/02/07 12:12:49 PM
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