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カテゴリ:随想
広島で開催されたG7広島サミットは、ゼレンスキー・ウクライナ大統領が来日した事と、インドや韓国などの国も招き、拡大会議となって成功裏にもって幕を閉めたと新聞テレビの報道ですが、果たして。 G7サミットは主要7ヶ国で持ち回りで開催されるわけです。当然開催国はこのイベントを政権にとっても成果あるように演出するるわけです。ご多聞にもれず岸田首相も開催国として中心になって会議を取り仕切るわけです。世界で原爆を落とされた被曝国として核の廃絶を訴える意義ある場となったわけです。 今回フランス大統領の協力のもとにゼレンスキー・ウクライナ大統領を呼んだわけですが、ゼレンスキー大統領はG7各国首脳に武器供与を依頼している。歌手の松山千春氏は、戦争当事国の片方だけ呼ぶのではなく、ロシアのプーチン大統領&ウクライナのゼレンスキー大統領の両人を呼んで停戦への話し合いの場をつくってこそ和平の道筋をつける場となるのではないかと。 こぞってウクライナ・ゼレンスキー大統領の要望に応えて武器供与を約束していたら、戦争は長引くだけであり、ロシアからはG7はウクライナ支援国のレッテルを貼られ、壁をつくることになる。 日本のマスコミの論調は、岸田総理の手腕を高く評価、日本の外交の成果と称賛。このまま衆議院選挙になだれ込めば、自民党の歴史的大勝利、野党の惨敗は目に見えていると。マスコミ報道はどこをどう観て報道するのか、視点論点である。自由報道とは言え、TV各局は総務庁認可団体であり、忖度報道せざるを得ない立場にある。 ーーーーーーーーーーーーーー G7とは先進国首脳会議のこと G7は、アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・日本・カナダの7か国による首脳会議のこと。「Group of seven」の頭文字を取ってG7と言う。各首脳を”山頂”に見立て、サミット(英語:summit)と呼ばれることもある。 1970年代、オイルショックなどの世界的な経済不況に直面した先進国の間で、今後の世界経済を首脳レベルで話し合う場の必要性が認識されるようになったのが発足のきっかけだ。当初は、米・英・仏・独の4か国に日本を加えた「G5」として年に一度会合を行うことで合意されたが、イタリアが参加を表明したため6か国で第1回首脳会議が行われた。その後、1976年にカナダが加入、冷戦の終結後はロシアも加わりG8となった。しかし、2014年、ロシアのウクライナに対する軍事介入やクリミア半島掌握が問題視されたことで、ロシアの参加は中止となり、現在はG7に戻っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023/05/22 07:05:48 AM
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