|
カテゴリ:カテゴリ未分類
「すぐやる課」が話題になったのは、調べてみたら今からもう53年も前の話だった。 当時、松戸市では人口が急増し、昭和37年には10万人、44年には23万人を突破する勢いでした。増えていく人口に対し、道路や上下水道などの整備が追いつかず、各種の歪みが目立つという状況でした。そんな中、増加かつ多様化する市民の声にすばやく対応し、同時に行政を市民の方々にとって身近でわかりやすいものにしようと設置されたのが「すぐやる課」だったのです。 千葉県松戸市役所に「すぐやる課」ができたのは、昭和44年(1969年)、今から53年前です。当時、役所仕事と例えられる言葉があったくらい、なかなか着手しない腰が重いのが役所の仕事だと思われていたのです。そこで選挙で市長になった松本清市長が発案。 昭和44(1969)年10月6日に「すぐやる課」が誕生しました。 当時の松戸市は、高度経済成長の中、東京のベッドタウンとして発展しており、毎年2万人のペースで人口が増加していました。市は道路・下水道・学校などのインフラ整備を急ピッチで進める一方で、「U字溝の破損補修」、「側溝の詰まり解消」、「道路上の動物の死体処理」など、市民の身近な問題についてすぐに対応できず、いわゆるお役所仕事というイメージが根付いてきました。 そこで、たらい回しを排除して迅速な解決を図るため、当時の松本清市長(ドラッグストア:マツモトキヨシ創業者)発案のもと、「すぐやる課」が誕生しました。そのユニークな名前と積極的な姿勢で注目を集め「すぐやる課」の名はテレビ放映などにより、またたくまに全国に知れ渡りました。 良いことであったら、どんどんニュースで取り上げて、いいと思った自治体から真似ていったらいい。そういう流れができたなら、この国は底上げされてもっともっと住みやすいいい国になってゆくのではないでしょうかね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023/07/14 08:20:55 AM
コメント(0) | コメントを書く |