人生の採点は甘い方が幸せ!?
あなたは、学校のテストで何点とれば満足できましたか?『赤点とらなきゃいいや~』って、方もいれば…『80点、いやいや100点満点でなきゃ満足できなかった。』という方もいらっしゃると思います。この、採点基準をそのまま自分の人生にあてはめていたとしたら…どうなると思いますか??いろんな人がいて、いろんな価値基準の中に生きている私達。しかも、世界は刻々と動き、状況は変化に富んでいます。そんな中で、完璧な100点満点の人生しか満足できない人。この方達の人生を想像してみると…何をやっても満たされず、人生が辛くなってしまう気がしませんか??でも、これ当てはまる方、多いんじゃないかなって思います。そういってる私がそうだったから優等生で100点取るのが当たり前だった私はテストで満点をとっても、親からは字のが下手だの、テストの隅の落書きがどうなの…何かしら文句を言われ…テストや学校の成績で褒められた事がありませんでした。姉や同じクラスの子と比べられては、『もっと、もっと、もっと!!!』と常に、急かされていたような気がします。その頃の私は、親の期待に応えることだけで、へとへとに疲れきっていました。私の親は、学歴では苦労した人なので、ちょっと歪んだ形の親の愛情だったと今では理解できるのですが…当時の私は、親のその厳しすぎる評価が親自身のコンプレックス故の行動だとは分からずに…すっかり、その評価基準をなが~い間自分の人生にあてはまていました。正直、これはきつかったです。何をやっても、自分のダメなとこばかりに目がいき、満たされず自分の良いとこ、ちょっとした成長の変化などに気付くことがありませんでした。結果、私は何をやってもダメだ…といっては常に落ち込んでいました。人生は、学校のテストやクイズのように、すっきりとした明確なQ&Aは存在しません。それなのに、あまりに完璧主義な私は、人生自体に疲れてしまいました。それでもなんとかモガいている時にふと完璧主義な私ってなんかゴーマンだなって思ったんです。そしたら、不思議と肩の力が抜け…また動き出すことができました。自分の人生の採点は甘い方が幸せかもしれませんね。半分できれば、良くやった。それ以上、できたら超ハッピーなんか人生に幸せが溢れてきそうですね