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★☆詩音と更紗☆★

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2009年03月09日
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カテゴリ:ニュース
今日、午後3時頃。

「火事やで~!」

という叫び声が室内にまで聞こえてきましたっ。

あわてて、玄関の扉を開けると・・・

「うわっ、煙で真っ白!」でした。

我が家のあるハイツの右側から、もくもくと煙が流れてきています。

3階の廊下から下の道路を見ると、自転車の警察官が無線か何かで

「火事が発生。場所は○○△丁目○番。2階から煙が出ています」

と通報していました。

どうしよう、どうしようと思っているうちに、白かった煙が真っ黒に変わり
何か焼けた紙のようなものまで風に乗ってくるようになりました。

これは、ハイツに燃え移るかもしれないと、思えるくらいに状態がひっ迫して
きました。

煙が流れてくる右側の端にお住まいのお隣さんは、私より後に玄関から出て
きましたが、先月下旬に生まれたばかりの赤ちゃんを抱いています。

私「火事ですよ。どうも隣から煙が流れてきています」

隣「どうしよう。どうしよう~」

私「私もどうしようって思ってますけど、一応、逃げたほうがいいと思います」

隣「とりあえずお義母さんに電話してみます」

と、お宅に入られたら、上の階にいらしたお義母さんが走ってこられました。

私「今、お義母さんに電話するって入られましたよ」

と告げ、私も避難態勢に入りました。

仏壇の大切なものをまずバッグに、それから銀行の通帳、印鑑、保険証書、
年金通帳などなど、思いつくものを3個のバッグに分けて入れて、雨も降って
いたので、傘も持って出ました。

お隣さんに行ってみたら、もう出られた後でした。大家さんのおじさんが何度か
ハイツを上下しているのですが、私は、どこに逃げたらいいものかもわからず
途方にくれて1階にいました。

たまたま通りかかった警察官に「ここの住人さんですか?」と気づいてもらい
「どうしたらいいですか?」と尋ねました。

1度、一緒に自宅に行って、煙などが入ってきていないことを確認してもらい
「ハイツの前にある遊歩道に避難しててください。消防の動きも見えるでしょ」
と教えてもらいました。

遊歩道に出ると、やじうまがいっぱいいて、一緒にはいたくないなあと思い
ちょっと離れて立っていました。

火事

荷造りをする前にひどかった煙は、いつのまにか集まってきた消防車群の放水で
だいぶんおさまってきているように思えました。

やじうまの中のおばさんたちが、いろいろな事を教えてくれました。

こちらから見えているお宅ではなく、その裏の4軒が全焼らしいこと。
出火原因はストーブらしいこと。

なるほど、言われてみれば、ハイツのすぐ横にある細い道を消防の方々が行ったり
来たりしています。はしごも、裏手から撤収されてきました。

けたたましかったサイレンもほぼなくなり、大声を出さなくても話ができるように
なりました。

やじうまがだいぶん引いた頃、やっと、ハイツの住人の方々を見つけました。
ほっとして、そちらに合流させてもらいました。赤ちゃんを抱いたお隣さんも
お義母さんと一緒にいらっしゃいました。

お義母さんと目が合ったら、わざわざこちらまでいらして

「声をかけて下さってどうもありがとうございました」

と言われました。

私はただ火事ですよ、と言っただけだったので、恐縮してしまいました。

私も、煙を確認してから、自宅に入る時に、階段をかけおりながら

「早く逃げや!」と声をかけてくれたおばさんがいてくれなかったら

てきぱきと避難態勢ができたかどうかわからないです。

こういうときの隣人って、本当に大切だなあと思いました。

結局、2時間後くらいになって、やっと警察官から

「完全な鎮火ではないのですが、一応消えましたので自宅にお帰り
 頂いてけっこうです。また、何かありましたら言いますので
 その時は、また出てきてください。
 雨も降っていますし、ここは寒いので。」

と、帰宅許可が出ました。ハイツの方々と合流していて良かったです。

1人で不安な中、雨も降っていて、大荷物で腕が痛かったです。

ダーには、火事の発生から、避難、帰宅と3回メールをしたのですが、全て
返信はなく、心細かったです。

まだ、ダーから何も連絡はありません。早く帰ってきてほしいです。





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最終更新日  2009年03月09日 21時36分21秒
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