★☆詩音と更紗☆★

私のアレルゲン血液検査では、スギ花粉がアレルゲンでした。

ほかの花粉は大丈夫とのことだったのですが、数年前の結果なので、どうやら、最近、アレルゲンが増えたみたいです。

今はスギは終わって、ヒノキです。

本来なら、すっかりアレルギー症状が治まって、お薬も必要ないはずの時期なのに・・・

4/12の土曜日。

どうしてもその日しか、主人の都合がつかなくて、京都美術館のフランス絵画の印象派展を観に行きました。

晴れの土曜ということで、長蛇の列が、入館前に外で並ぶことになりました。

人混みの埃と花粉が一気に押し寄せたのか、突然、私は、「激しい咳き込み・止まらない涙と鼻水」におそわれました。

密着するほどの行列で、なおかつ、10cmずつくらい進んで行くので、涙をふき、鼻水をかんでゴミを持っていたレジ袋に捨ててカバンにしまい、激しい咳のため口をおさえるといった動作を何度くりかえしたことでしょう。

これまでアレルギー症状では涙と鼻水とくしゃみでしたが、今回は激しい咳き込みが加わり、アレルギーを抑える薬は飲んでいましたので、あわてて、運よく持参していた咳止めの薬を飲んで、なんとか咳が止まりました。

しかし、もうすでに私は疲労困憊。
その場に座り込みたい衝動にかられ、もう、帰りたかったです。

せっかくの印象派展なので、目玉の作品だけは、しっかり鑑賞して、あとは申し訳ないのですが、人ごみで観えなかったせいもありますし、飛ばさせてもらいました。

主人はゆっくりのんびり、一点ずつ鑑賞していました。

私は先にずんずん進んで、大作の前にちょうどくぼんで人の波からはなれたコーナーがあったので、じゅうたんの上に座り込んでしまいました。

係りの方から「大丈夫ですか？」と尋ねられ「なんとか大丈夫です」と心にもないことを言って「あとから主人が参りますので、それまでここで休ませてください」と座らせてもらいました。

中学生の頃、デパートでルノアールの複製画がいくつか展示販売されているのを通って鑑賞していたくらい、印象派は好きな方なのですが、あまりに体調がよくなくて、鑑賞どころではありませんでした。

ああ、追加されたアレルゲンはヒノキだけかしら？

それとも、もっと？

調べるのも怖いですが、来月は、やはり調べてもらおうと思います。