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カテゴリ:しおしおのひとりごと
私のかかりつけのS鍼灸院は、もともと私の祖父母が通っていた鍼灸院。
私自身中学のときに首を捻挫して治療してもらって以来 月1~2回約25年のお付き合いだった。 特にここ数年の頭痛、帯状疱疹の神経痛、膝痛は 本当によくS先生に鍼治療してもらっていた。 体をちょっと触っただけで「パソコンやり過ぎたかな?」 「今日は○○が痛いですね?」とすぐにわかってしまう先生。 先生は東洋医学に限らず西洋医学にも詳しく、 植物、政治、経済、歴史…全てに明るく話題が豊富。 登山がお好きで国内に限らず海外へもほぼ毎年登るたび 撮ってきた貴重な写真を見せてもらうのも楽しかった。 30分間の治療中、色々な相談にも答えてくれた。(愚痴も聞いてもらったな…) 待合室で前の患者さんとお話しているのを聞いているだけでも色々と勉強になった。 昨年末に脳梗塞で入院され、しばらく休診すると奥様からお電話。 心配していたが、今年2月にS先生から 「今日は外泊で帰ってきました。お見舞いありがとうございました。 右半身がきかなくてねぇ。でも3月には退院できると思いますよ。」と はっきりした口調でお電話をいただいた。 「先生、元気そうで安心しましたよー!! ゆっくり静養して…でも早く診療再開してくださいね!!」と話していた。 今月16日に「3/4に退院しました。リハビリを続けます」というお葉書をいただいた。 退院のお祝いを言いたいのと、ちょうど頭痛がひどかったので、 お知り合いの鍼灸院を紹介していただこうと、電話をかけたが連日留守番電話だった。 きっと「リハビリに忙しいのかな…」「温泉にでも行ったのかな…」と思っていた。 昨日葉書が届いた。 「15日に急変し、他界いたしました」というお知らせだった。 ご自宅にお電話したところ奥様が出られた。 あの葉書を投函しに行って帰宅した直後の急変だったそうだ。 16日に届いた葉書の消印は確かに「3.15 12-18」。 葉書が届いたときにはもう亡くなられていたのだ。 享年78歳。パワフルなS先生なら100歳まで現役で頑張ると思っていた。 S先生、何度も助けていただいて本当にお世話になりました。 天国から大好きな山々思う存分見てくださいね。 心よりご冥福をお祈り申し上げます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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